ミナカラ
初めての低用量ピル|飲み方や副作用を解説
更新日
2026.06.08
薬剤師監修日
2026.06.08

初めての低用量ピル|飲み方や副作用を解説

低用量ピルの服用を検討しているとき、効き方や副作用、正しい飲み方など、さまざまな疑問や不安を抱くことがあります。特に初めて使用する場合は、活リズムに合わせて正しく服用を続けられるか心配になることもあるでしょう。 低用量ピルは、正しく理解して服用することで、日々の生活をより快適に過ごすための選択肢のひとつになります。この記事では、低用量ピルの基本的な仕組みや飲み方、知っておきたい副作用と対策について分かりやすく解説します。
  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • LINEでシェアする
  • はてなブックマークでブックマークする
  • noteで書く
編集
小寺 瑶
監修薬剤師
ミナカラ薬局薬剤師小寺 瑶
小寺 瑶
編集者
株式会社ミナカラ薬剤師小寺 瑶

低用量ピルとは?

低用量ピルを用いる症状

低用量ピルは、主に以下のような症状の治療や目的に応じた診療で用いられる成分のひとつです。

 ● 月経困難症(※1)
 ● 子宮内膜症(※1)
 ● 避妊(※2)
 ● PMS(月経前症候群)・PMDD(月経前不快気分障害)(※2) など


※1 診察の結果、医師の判断で保険診療となる場合がございます。
※2 自由診療(全額自己負担)となります。

日常生活に影響を及ぼす生理のトラブルを和らげる目的や日々の体調管理など、症状や目的に合わせて処方されます。

作用のメカニズム

低用量ピルには、2種類の女性ホルモンである「エストロゲン(卵胞ホルモン)」と「プロゲステロン(黄体ホルモン)」が含まれています。この記事では、分かりやすく「エストロゲン」「プロゲステロン」と表記します。

毎日お薬を服用することで、体内の女性ホルモンのバランスをコントロールし、排卵を一時的に休止させたり、子宮内膜が厚くなりすぎるのを防いだりするなどの働きをします。

 

▼ 診療予約はこちら ▼

 

●避妊やPMS・PMDD改善目的でのピル処方は自由診療(自費)となります

●お薬は配送、または、お近くの薬局での受け取りを選ぶことが可能

●診察の結果、医師の判断により希望のお薬が処方されないこともあります。

●オンライン診療についてのお問い合わせはこちら:https://e-clinic.minacolor.com/pages/contact

低用量ピルの正しい飲み方

飲み始める日と服用スケジュール

一般的に、低用量ピルの飲み始めは、生理が始まったその日から服用を開始するケースが多いです。毎日1錠ずつ、決まった順番通りに服用していきます。
毎日決まった時間に飲む理由は、体内の女性ホルモンの濃度のバランスを整え、働きを維持するためです。数時間のズレであれば大きな問題になりにくいですが、飲み忘れが続くと思った効果が得られなくなる可能性があります。
 ● 起床時
 ● 歯磨きのあと
 ● 食事の前後
 ● 眠る前 
など、できるだけ生活リズムに組み込みやすいタイミングで服用を続けることが大切です。

万が一、飲み忘れてしまった場合の対処法

万が一、ピルを飲み忘れてしまった場合は、気づいたタイミングやピルの種類によって対応が異なります。

● 1日分(1錠)の飲み忘れに気づいた場合
気づいた時点で、忘れた分の1錠をすぐに服用してください。その後、その日の分の1錠もいつもの決まった時間に服用します(その日は2錠服用することになります)。翌日からは、また通常どおり1日1錠を同じ時間に続けていきましょう。

● 2日分(2錠)以上飲み忘れてしまった場合
2錠以上飲み忘れた場合は、お薬の種類によってその後の対処法が変わります。お薬の種類ごとの対応は以下の記事で解説しています。
また、判断に迷う場合は、自己判断せずにお医者さんに相談しましょう。

初めてのピル服用で知っておきたい副作用と対策

飲み始めに起こりやすい体調の変化(吐き気・不正出血など)

初めて低用量ピルを飲む際、飲み始めに一時的な副作用が現れることがあります。主な症状としては、軽い吐き気、頭痛、乳房のはり、不正出血(生理以外の時期に出血すること)などが挙げられます。
これらの症状は、体がピルによる女性ホルモンバランスの変化に慣れるまでのプロセスで起こるケースが多いです。一般的には、服用を2〜3周期(2〜3ヶ月)ほど続けることで、徐々に体調が落ち着くといわれています。
どうしても吐き気が心配な場合は、あらかじめ吐き気止め処方について医師に相談しておくと良いでしょう。

注意したい血栓症のリスクと対策について

低用量ピルの服用にあたり、頻度は非常に低いものの、重大な副作用として注意が必要なのが「血栓症(血管の中に血の塊が詰まる病気)」です。
血栓症のリスクが高まる高リスク者の特徴の一例として、以下の項目が挙げられます

 ● 35歳以上で、1日15本以上の喫煙習慣がある方
 ● 高血圧、脂質異常症、糖尿病、前兆をともなう片頭痛などの持病がある方
 ● 肥満体型(BMI30以上)の方
 ● 過去に血栓症にかかったことがある、または家族に血栓症の既往がある方 など

血栓症リスクを正しく判断するため、問診や診察では、既往症や現在使用しているお薬などを医師にお伝えください。
血栓症の高リスク者に該当する場合や、低用量ピルの服用が難しいと判断された場合は、禁煙やエストロゲンを含まない「ミニピル」などの別の選択肢を医師が検討することもあります。

初めて低用量ピルを飲むときのよくある質問

自分に合った種類はどう選べばいい?

低用量ピルには、含まれる女性ホルモンの種類や量によっていくつかの種類があります。自身の目的(生理痛の軽減、避妊、PMS・PMDDへのアプローチなど)や体質によって、適したピルは異なります。、医師に症状や希望を伝えた上で、自身に合うピルを提案してもらうことが大切です。
ピルの種類による特徴については、以下の記事で詳しく解説しています。

飲み忘れを防ぐための対策は?

毎日決まった時間に飲むための工夫として、以下のような対策を取り入れると習慣化しやすくなります。
・スマートフォンのアラーム機能を毎日同じ時刻にセットする
・歯磨きや就寝前など、毎日必ず行う生活習慣に合わせて服用する
・服薬管理用のスマートフォンアプリを活用する など

ピルを中止しているのに生理(消退出血)がこないときは?

ピルは、服用を一定期間休む「休薬期間」や、成分の入っていない「偽薬(プラセボ)」を飲む期間に、通常、生理のような出血(消退出血)が起こります。
もし予定の期間に生理がこない場合、数日程度であれば様子を見て問題ないケースもありますが、飲み忘れがあった場合などは妊娠の可能性も否定できません。休薬期間に出血がない場合は、妊娠検査薬で妊娠の有無をご確認ください。

オンラインでピル処方という選択肢も

対面診療とオンライン診療の比較

ピルを処方してもらう方法には、医療機関へ直接行く「対面診療」と、スマートフォンなどを使って診察を受ける「オンライン診療」があります。それぞれの特徴は以下の通りです。

 

対面診療

オンライン診療

診察場所

病院やクリニック

自宅などプライバシーが守られる場所

費用

診察料、お薬代のほか、通院のための交通費などがかかる

診察料、お薬代のほか、お薬の配送料などがかかる

メリット

・直接の触診や詳しい検査が受けられる

・仕事や家事の間など、隙間時間に受診できる
・お薬は自宅に配送される
・通院不要、待ち時間が比較的少ない

デメリット

・診療時間内に合わせて通院する必要がある
・病院の待合室や薬局での待ち時間が発生する

・お薬が届くまでに、対面診療よりも時間がかかる
・対面での検査が必要な場合は別途受診が必要

向いている方

・医師による直接の検査や触診を希望する方
・近くに信頼できる婦人科がある方
・早くお薬を飲み始めたい方

・仕事や家事が忙しく、通院時間を確保しにくい方
・定期的な通院を負担に感じる方
・夜間や土日祝日などに受診したい方
・婦人科に通っていることを周りに知られたくない方

対面診療は直接医師に検査をしてもらえる安心感があります。一方で、オンライン診療は通院の手間がかからないため、仕事や家事で忙しくスケジュール調整が難しい方でも継続しやすいメリットがあります。

ミナカラ オンライン診療でピル処方を相談

仕事や家事などで、平日の日中に通院時間を確保することが難しい場合は、選択肢のひとつとしてオンライン診療を利用する方法もあります。
ミナカラ オンライン診療では、ビデオ通話を用いて医師による診察が行われ、体質や目的に応じた低用量ピルの処方相談が可能です。不安な点や飲み方の疑問なども、診察時にあわせて確認することができます。

 ● 夜間や休日も対応:平日・土日祝日の朝7時から夜24時まで診療を行っています※1
 ● シンプルな料金体系:システム利用料は無料で、診察代・お薬代と配送料のみでご利用いただけます
 ● スピーディーなお届け:最短で当日発送に対応しており、お急ぎの場合も便利です※2
 ● 継続しやすい仕組み:再診の手続きもスムーズです

※1 診療メニューにより異なります
※2 16時までに服薬指導が完了した場合当日発送

 

▼ 診療予約はこちら ▼

 

●避妊やPMS・PMDD改善目的でのピル処方は自由診療(自費)となります

●お薬は配送、または、お近くの薬局での受け取りを選ぶことが可能

●診察の結果、医師の判断により希望のお薬が処方されないこともあります。

●オンライン診療についてのお問い合わせはこちら:https://e-clinic.minacolor.com/pages/contact

 

 

まとめ

低用量ピルは、正しく服用することで生理の悩みや日々の体調管理をサポートします。初めての服用では、飲み始めの副作用などに不安を感じることもあるかと思いますが、多くは体が慣れることで次第に落ち着いていきます。
自身のライフスタイルや体質に合わせて、対面診療やオンライン診療などの便利な受診方法を選びながら、医師に相談してみましょう。
 

かかりつけ医をオンラインで。医師によるオンライン診療で薬を処方。ミナカラ e-クリニック。
監修薬剤師
小寺 瑶
ミナカラ薬局薬剤師
小寺 瑶
【経歴】

福岡大学薬学部薬学科卒業
福岡大学大学院薬学研究科薬学専攻修士課程修了
株式会社大賀薬局
株式会社ミナカラ / ミナカラ薬局
編集者
小寺 瑶
株式会社ミナカラ薬剤師
小寺 瑶
【経歴】

福岡大学薬学部薬学科卒業
福岡大学大学院薬学研究科薬学専攻修士課程修了
株式会社大賀薬局
株式会社ミナカラ / ミナカラ薬局

この記事は参考になりましたか?

この記事を見ている方は 他の関連記事も見ています

 
ご利用に当たっての注意事項
  • 掲載している情報は、セルフメディケーション・データベースセンターから提供されたものです。
  • 適正に使用したにもかかわらず副作用などの健康被害が発生した場合は(独)医薬品医療機器総合機構(TEL:0120-149-931)にご相談ください。
  • より詳細な情報を望まれる場合は、購入された薬局・薬店の薬剤師におたずねください。
  • 当サービスによって生じた損害について、株式会社ミナカラ及び、セルフメディケーション・データベースセンターではその賠償の責任を一切負わないものとします。
掲載情報について

掲載している各種情報は、株式会社ミナカラが調査した情報をもとにしています。出来るだけ正確な情報掲載に努めておりますが、内容を完全に保証するものではありません。 掲載されている医療機関へ受診を希望される場合は、事前に必ず該当の医療機関に直接ご確認ください。 当サービスによって生じた損害について、株式会社ミナカラではその賠償の責任を一切負わないものとします。情報に誤りがある場合には、お手数ですが株式会社ミナカラまでご連絡をいただけますようお願いいたします。 使用されている写真はイメージです。実際の内容と異なる場合があります。