メイアクト®︎の下痢の副作用について!対処法も解説
メイアクト*1は細菌による感染症を改善するための抗生物質です。一方で、メイアクト*1を服用した後に下痢が出やすいといった副作用が起こることがあります。
メイアクト*1を服用するとなぜ下痢になるのか、下痢になったときの対処法、赤ちゃんから大人まで下痢が生じるのかなどを解説していきます。
下痢の副作用はメイアクト*1などの抗生物質では比較的多く見られる
メイアクト*1には殺菌効果があります。体内に侵入した細菌の細胞膜の合成を阻害することで、細菌の増殖を抑え症状を改善へと導きます。
一方で、メイアクト*1の成分が腸に達すると、腸内のバランスを整える善玉菌に作用し善玉菌が減ってしまいます。その結果、腸内バランスが崩れ下痢を引き起こすことがあります。
下痢の対処法のひとつは整腸剤を処方してもらうこと
メイアクト*1の副作用で生じる下痢を緩和するための対処法があります。それはビオフェルミンR®︎などの整腸剤をメイアクト*1と一緒に服用する方法です。
ビオフェルミンR*2などの整腸剤には、メイアクト*1による腸内への作用に耐性のある善玉菌(乳酸菌)が含まれているので、善玉菌が減ってもそれを補うことができ、下痢の症状を軽くすることができます。
ただし、ビオフェルミンR*2などの整腸剤は、抗生物質と一緒に医師によって処方されるものなので、メイアクト*1と整腸剤の併用を希望する場合は、医師に相談しましょう。
下痢が起こってしまったときの対策は十分な休息とおなかを温めること、そして水分補給と消化のよい食事です。下痢の影響で脱水症状が起こることがあるため、こまめに水分をとりましょう。また、症状の経過に合わせて食事のかたさを変え、香辛料の多いもの、脂肪の多いものなどを控えましょう。
下痢は赤ちゃん、幼児、子どもから大人まででるの?
メイアクト*1は赤ちゃん・幼児から大人まで幅広く用いられる治療薬です。通常、大人に処方されるときは錠剤となりますが、子どもや赤ちゃんに処方されるときはドライシロップ(粉薬)となります。
メイアクト*1服用後の下痢ですが、大人だけでなく子どもや赤ちゃんにもあらわれることがあります。特に子どもや赤ちゃんは大人に比べて下痢を生じやすい傾向にあります。本人の様子が元気であれば、多少の下痢や軟便で過度な心配をする必要はありませんので、便の状態を見ながら回復を待ちましょう。
ただし、ひどい下痢やぐったりしているなどの体調変化が見られる場合は早めに医師に相談しましょう。
ひどい下痢の場合には相談を
メイアクト*1を含む抗生物質はその特性上、腸内の善玉菌にも作用することがあり、場合によっては下痢や軟便を引き起こすことがあります。軽いものであれば大きな心配をせず、指示された日数分を飲み切りましょう。
しかし、ひどい下痢や長引く下痢、悪化する場合などは医師に相談しましょう。
※1メイアクトはMeiji Seikaファルマ株式会社の登録商標です。
※2ビオフェルミンRはビオフエルミン製薬株式会社の登録商標です。

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