アスミン®︎鼻炎薬の効果・副作用について解説

アスミン^*とは

アスミン^*は、薬王製薬が製造販売している鼻炎薬をはじめとした市販薬のシリーズです。

アスミン^*シリーズのひとつであるアスミン^*鼻炎薬は、花粉やハウスダストなどによるくしゃみ、鼻水、鼻づまりなど鼻のアレルギー症状の緩和に使われる第2世代の抗ヒスタミン薬です。

アスミン^*鼻炎薬の効果

アスミン^*鼻炎薬に含まれる有効成分のケトチフェンフマル酸塩は、抗ヒスタミン作用、抗アレルギー作用のほか、気道や鼻粘膜のアレルギー物質への過敏性を抑える作用があります。

花粉などの季節性のアレルギーや、ハウスダストなどによるくしゃみ、鼻水、鼻づまりなど鼻のアレルギー症状の緩和に効果が期待できます。花粉症の症状に使う場合、花粉飛散時期に入って症状が出始めたら、症状の軽い時期から服用することで効果的に使うことができます。

第2世代の抗ヒスタミン薬とは

アスミン^*に含まれる有効成分のケトチフェンは、第2世代抗ヒスタミン薬の成分です。

ケトチフェンは、ヒスタミン受容体をブロックする抗ヒスタミン作用と、アレルギーの原因となるヒスタミンが体内に放出されるのをおさえる抗アレルギー作用を併せ持っている薬です。

アスミン^*鼻炎薬の使い方

15歳以上の成人には、1回1錠、朝食後と就寝前に1日2回服用してください。

15歳未満の子どもは服用しないでください。

1週間程度服用しても症状がよくならない場合は服用を中止し、医師や薬剤師などに相談してください。個人差などによって薬の効果が発現するまでに2週間程度かかる場合もあります。

アスミン^*鼻炎薬の副作用に眠気はある？

主な副作用

アスミン^*鼻炎薬の主な副作用としては、眠気、めまい、頭痛、口の渇き、発疹、便秘、腹痛などが現れるおそれがあります。

また、頻度はまれですが、重篤な症状として一過性の意識消失、けいれん、興奮、黄疸（皮膚や白目が黄色くなる）などが起きた場合は、直ちに医師の診察を受けてください。

眠気の副作用

アスミン^*鼻炎薬は、第2世代の抗ヒスタミン薬の中では副作用としての眠気が比較的出やすい薬になっています。

アスミン^*鼻炎薬の服用後は、自動車の運転など機械の作業は危険をともなうためしないでください。

アスミン^*鼻炎薬の使用の注意

てんかん、けいれん発作を起こしたことがある人はアスミン^*鼻炎薬を服用しないでください。

皮膚疾患用薬、鼻炎用内服薬などのアレルギー用薬や、抗ヒスタミン剤を含むかぜ薬、鎮咳去痰薬、乗物酔い薬、催眠鎮静薬などを一緒に使うことはできません。

現在、飲んでいる薬がある方は医師・薬剤師などに確認をとり、飲み合わせには注意してください。

妊婦、妊娠している可能性がある方は医師や薬剤師に相談してください。授乳中の方はアスミン^*鼻炎薬を服用しないか、服用する場合には授乳を避けてください。

市販の抗ヒスタミン薬の選び方

市販の抗ヒスタミン薬の選び方については以下の記事で詳しく解説しています。

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※アスミンは薬王製薬株式会社の登録商標です。