毎日起こるじんましんの対処法|じんましんに効く市販薬
毎日続くじんましんの原因
「蕁麻疹診療ガイドライン2018」によると、6週間以上続くじんましんのことを慢性じんましんといいます。
じんましんの原因はアレルギー性と非アレルギー性に大きく分けられますが、慢性じんましんの場合は、その原因が特定できないことが多いです。
慢性じんましんの特徴
慢性じんましんは夕方から夜にかけての時間帯に症状があらわれることが多いとされています。
また、じんましんの原因が特定できないことが多いのも特徴です。
| 主な原因 | |
|---|---|
| アレルギー性 |
・食べ物 ・薬 ・動物や昆虫、植物 など |
| 非アレルギー性 |
・寒さや暑さ(皮膚の急激な温度変化) ・物理的な刺激(日光、下着の摩擦 など) ・汗による刺激(入浴、運動、緊張 など) ・疲労やストレス ・風邪などの感染症 ・特定の病気 など |
温熱じんましん・寒冷じんましん
非アレルギー性のじんましんの中でも、皮膚の急激な温度変化によっておこるじんましんのことを、温熱じんましん・寒冷じんましんといいます。
| 主な原因 | |
|---|---|
| 温熱じんましん |
入浴、ドライヤー、ホットカーペット など |
| 寒冷じんましん |
冷房、冷たい飲食物、冷たい床 など |
汗や日光が原因となっている場合も
温度変化ではなく、汗や日光が原因でじんましんの症状があらわれる場合もあります。
特に、入浴時や夏の暑い時期など、原因の特定が難しいケースもあります。
毎日続くじんましんの対処法
じんましんの症状を緩和するには、出来るだけじんましんの原因を避けることが大切です。原因がわからない場合は、医師に相談し適切な対処法を見つけるようにしましょう。じんましんがあらわれた時間帯やその前に何をしていたかを記録し、原因を特定する方法などがあります。
疲労・ストレスをためない
体の疲れや、精神的なストレスがじんましんの症状を悪化させる原因になります。
疲労やストレスによって、じんましんの症状があらわれる場合もあるため、日頃から疲れやストレスはためないようにしましょう。
市販薬を活用する
市販されているじんましんに効く飲み薬で症状を緩和することができます。
市販の飲み薬は、添付された説明文書に記載されている用法用量を守って服用しましょう。
じんましんに効く市販薬の選び方
じんましんに効く薬のひとつに抗ヒスタミン薬と呼ばれる薬があります。
抗ヒスタミン薬は、じんましんの症状に対して、まずはじめに使用を推奨される薬です。
眠気が少ない第2世代の抗ヒスタミン薬を
抗ヒスタミン薬は、成分によって第1世代と第2世代に分けられています。
第2世代の抗ヒスタミン薬は第1世代に比べて、眠気などの副作用があらわれにくくなっているため、市販薬を選ぶ際は、第2世代の抗ヒスタミン薬を選ぶと良いでしょう。じんましんに効く薬の中で、市販されている第2世代の抗ヒスタミン薬の成分は2種類のみです。(2025年5月現在)
| じんましんに効く 第2世代の 抗ヒスタミン成分 |
・アゼラスチン塩酸塩 ・メキタジン |
|---|
ムヒAZ錠|皮膚のかゆみと腫れに効く
・第2世代の抗ヒスタミン成分"アゼラスチン塩酸塩"配合
・皮膚のかゆみと腫れの両方に効く
第2世代の抗ヒスタミン成分アゼラスチン塩酸塩が配合された薬です。じんましんや湿疹・かぶれによる皮膚の腫れやかゆみを改善します。
アゼラスチン塩酸塩は『抗炎症作用』があるため、皮膚のかゆみだけではなく、皮膚の腫れにも効果を発揮します。
レスタミンコーワ糖衣錠|5歳から服用できる
・5歳から服用できる抗ヒスタミン薬
・第1世代の抗ヒスタミン成分"ジフェンヒドラミン塩酸塩"配合
5歳から服用できる第1世代の抗ヒスタミン薬です。
市販されている第2世代の抗ヒスタミン薬は15歳以上でないと服用できないため、15歳未満の方は第1世代の抗ヒスタミン薬を使用しましょう。
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