ビタミンB2B6の働きと効果｜肌荒れ・ニキビ・口内炎に効く市販薬も紹介
ビタミンB2とビタミンB6の働き｜肌との関係性
ビタミンB2の働き
ビタミンB2には、皮膚や粘膜の保護と健康維持、脂肪の代謝、エネルギー産生のサポートなどさまざまな働きがあります。
ビタミンB2が不足すると、口内炎や口角炎、舌炎、脂漏性皮膚炎、肌荒れやニキビなどが起こりやすくなることが知られています。
肌の健康維持にとってもビタミンB2は必要になります。
ビタミンB6の働き
ビタミンB6の役割は、たんぱく質の代謝やエネルギー産生のサポート、皮膚粘膜を正常に保つ、などがあります。
ビタミンB6が不足すると、皮膚炎、舌炎、口内炎、口角炎などが起こりやすくなることが知られています。
ビタミンB6には、皮膚や粘膜の健康維持をサポートする役割もあります。
ビタミンB2とビタミンB6の薬は肌にどんな効果がある？
ビタミンB2とビタミンB6がメインで配合されている、ビタミン剤には、肌における次の症状を緩和する効果などがあります。
- 湿疹
- 皮膚炎
- かぶれ
- ただれ
- にきび
- 肌荒れ
上記のような肌トラブルに対しては、ビタミンB2とビタミンB6は有効であるといえます。
ビタミンB2とビタミンB6配合の市販薬｜シミや色素沈着に
ビタミンB2とビタミンB6を配合した、シミや色素沈着に効果を発揮する市販薬を紹介します。
ホワイトシャインLC｜シミや色素沈着の改善に
ビタミンCとL-システインが肌に沈着したメラニンを無色化し、新しいメラニンの生成を抑制します。
ビタミンB2とB6が肌の健康を保ち、ビタミンEが血行を良くして肌の新陳代謝を活発にすることでメラニンの排出をサポートします。
パウチ型で持ち運びやすく、1日2回の服用で済むことが特徴です。
ビタミンB2とビタミンB6配合の市販薬｜肌荒れ・ニキビ・口内炎に
ビタミンB2とビタミンB6を配合した、肌荒れやニキビ、口内炎に効果を発揮する市販薬を紹介します。
チョコラBBプラス｜5つの有効成分
【第3類医薬品】チョコラBBプラス 60錠
皮膚や粘膜に作用して肌荒れやニキビなどを改善するビタミンB2とビタミンB6を配合しています。
また、糖質の代謝を助けてエネルギーに変えるビタミンB1も配合。
そのほか、皮膚や粘膜の健康維持をサポートするニコチン酸アミド・パントテン酸カルシウムも配合しています。
ハイシーBメイト2｜L-システイン配合
【第3類医薬品】ハイシーBメイト2 40錠
肌代謝を助けるアミノ酸“L−システイン”とビタミンＢ2、ビタミンＢ6、ビタミンＣなどを配合。体の内側から肌細胞に働きかけ、肌細胞の生まれ変わりをサポートします。肌あれやにきびを改善します。
ビタミンB2とビタミンB6を大量摂取すれば効果が高まる？
ビタミンB2やビタミンB6にはさまざまな働きがありますが、大量に摂取したからといって症状がより改善したり、改善が早まったりすることはありません。
ビタミンB2に関しては、健康な人が過剰に摂取したとしてもほとんどが尿中に排泄されます。
ビタミンB6に関しては、数ヶ月にわたって過剰摂取を継続すると、感覚性ニューロパシーなどを起こすことが報告されているため、1日の摂取上限量が定められています。
ビタミンB2とビタミンB6のいずれにおいても、必要以上に大量摂取することのメリットは少なく、健康に負の影響を与えるリスクの方が上回るため、適量を摂取することを推奨します。
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