ドリエル®とドリエル*EXの違い|成分や特徴を徹底比較
ドリエル®とドリエル*EXの違い
ドリエル*とドリエル*EXの違いについて詳しく解説します。
有効成分の違いは?
結論として、ドリエル*とドリエル*EXの有効成分はいずれも同じジフェンヒドラミン塩酸塩です。1回分当たりの配合量も同じで、それぞれ50mgです。
| 有効成分 | ドリエル* | ドリエル*EX |
|---|---|---|
| ジフェンヒドラミン塩酸塩 | 50mg | 50mg |
※成人1日量の成分量
添加物の違い
ドリエル*とドリエル*EXの添加物の違いは次の通りです。
| 添加物 | |
|---|---|
| ドリエル* | クロスカルメロースNa、無水ケイ酸、セルロース、乳糖、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒプロメロース、マクロゴール、ステアリン酸Mg、タルク、酸化チタン |
| ドリエル*EX | ゼラチン、D-ソルビトール、中鎖脂肪酸トリグリセリド、ポビドン、マクロゴール、グリセリン、ベンジルアルコール、大豆レシチン、香料 |
大きな違いとして、ドリエル*EXにだけ香料としてラベンダーアロマが配合されています。
剤形の違い
ドリエル*の方は剤形が錠剤タイプで、ドリエル*EXの方は剤形がソフトカプセルとなっています。
用法用量の違い
ドリエル*は1日1回あたり2錠を服用する必要がありますが、ドリエル*EXは1日1回あたり1カプセルとなっています。
市販のドリエル*シリーズの商品の選び方
市販のドリエル*とドリエル*EXは有効成分・成分量に違いがないため、剤形や香りの好みで選ぶのが良いでしょう。
1回に服用する数が少ないほうが良い場合は、1回1カプセルのドリエル*EXをおすすめします。
アロマの香りが好みの場合はドリエル*EXで、香りを好まない場合はドリエル*を選ぶことをおすすめします。
ドリエル*とドリエル*EXはどっちが強い?
いずれの商品も有効成分の配合量が同じなため、効き目に違いはないと考えられます。
市販のドリエル*シリーズ商品一覧
ドリエル
| 剤形 | 香り |
|---|---|
| 錠剤 | なし |
ドリエルEX
| 剤形 | 香り |
|---|---|
| カプセル | ラベンダーアロマ |
不眠症に効果のある市販薬|体質から改善する漢方薬
ドリエル*やドリエル*EXは一時的な不眠に有効な市販薬です。
不眠症の症状を体質から改善したい場合は、漢方薬を使用することも選択肢のひとつです。
ユクリズム|不眠症に効く漢方薬
加味帰脾湯は、どちらかといえば体力がなく、心身が疲れて眠れない方に適した漢方薬です。
漢方の加味帰脾湯処方のお薬であるユクリズムは、心身のバランスを整え、続く不眠を改善します。
錠剤のため、漢方独特の苦味が苦手な方でも比較的飲みやすいお薬です。
| 効能効果 |
| 体力中等度以下で、心身が疲れ、血色が悪く、ときに熱感を伴うものの次の諸症: 貧血、不眠症、精神不安、神経症 |
その他の不眠の症状に使える市販薬については、こちらの記事で詳しく解説しています。
※ドリエルはエスエス製薬株式会社の登録商標です。


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