鼻風邪に効く市販薬はある?選び方と「治らないとき」の受診目安
その鼻水、風邪?花粉?秋の見分けポイント
鼻の症状があらわれたとき、風邪によるものかアレルギー(花粉やハウスダストなど)によるものかで対処法が異なります。
特に秋は、寒暖差やブタクサ・ヨモギなどの秋花粉の飛散が重なる時期でもあるため、見分けることが大切です。
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チェック項目 |
風邪(鼻風邪) |
アレルギー(花粉・寒暖差など)
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|---|---|---|
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鼻水の状態 |
最初はサラサラ、徐々に粘り気(黄色・緑色)があることが多い |
サラサラとして透明なことが多い |
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くしゃみ |
たまに出る程度 |
連続して何回も出ることが多い |
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目のかゆみ |
ほとんどないことがお多い |
伴うことが多い |
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全身症状 |
発熱、のどの痛み、だるさを伴うこともある |
発熱や喉の激しい痛みは少ない傾向 |
※症状から病名を特定するものではありません。複数の症状が重なる場合や、違和感が続く場合は専門の医療機関にご相談ください。
寒暖差アレルギーについて詳しく知りたい方はこちら
症状別・市販薬の選び方
市販薬を選ぶ際は、主な症状(鼻水中心か、鼻づまり中心か)や服用のしやすさ、生活環境(運転の有無など)を基準に確認することが大切です。
市販薬の比較
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分類・代表的な有効成分 |
主な作用・特徴 |
|---|---|
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第1世代抗ヒスタミン成分 (クロルフェニラミンなど) |
風邪やアレルギー反応による鼻水・くしゃみを抑えるとされている |
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第2世代抗ヒスタミン成分 (ロラタジン、フェキソフェナジンなど) |
アレルギー反応による鼻水・くしゃみを抑えるとされている |
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血管収縮成分 (ナファゾリン、プソイドエフェドリンなど) |
充血した鼻粘膜の腫れを鎮め、鼻づまりをやわらげるとされている |
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漢方成分 (葛根湯加川芎辛夷、小青竜湯など) |
体を温めたり、鼻の通りを整えたりして症状をやわらげる目的で用いられる |
市販薬は成分の種類が多く、症状によって向き不向きがあります。どれを選べばよいか判断に迷う場合は、医師や薬剤師に相談したうえで決める方法もあります。
▼ 鼻水・鼻づまりの相談ができるオンライン診療 ▼
https://e-clinic.minacolor.com/pages/runny-stuffy-nose-symptom/
お薬の剤形には「錠剤」「カプセル」や「顆粒」、直接鼻に使う「点鼻薬」などがあります。ご自身の飲みやすさや使用シーンに合わせて選択しましょう。
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剤形 |
どんな薬か |
どうやって使うか |
向いているケース |
|---|---|---|---|
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錠剤・カプセル |
有効成分を固めたものや、液体・粉末をカプセルに詰めたタイプ |
水またはぬるま湯でそのまま飲み込む |
味やにおいを感じずに飲みたい方、持ち運びやすさを重視する方 |
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顆粒(散剤) |
粉末状や細かい粒状のお薬で、漢方薬に多く見られるタイプ |
水またはぬるま湯と一緒に口に含んで飲み込む |
大きな錠剤を飲み込むのが苦手な方、粉の風味に抵抗がない方 |
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点鼻薬 |
鼻の粘膜へ直接噴霧・点鼻するタイプのお薬 |
ノズルを鼻孔に差し込み噴霧する |
内服薬の眠気を避けたい方 |
市販薬で改善しないときに考えられること
市販薬を数日間服用しても鼻水や鼻づまりが改善しない場合、一般的な風邪や花粉症などではなく、別の病気の可能性も考えられます。
例えば、風邪のウイルスによって鼻の粘膜に強い炎症が起きると、鼻の奥にある「副鼻腔」という空洞に細菌感染が広がり、膿がたまってしまうことがあります。この状態になると、市販の風邪薬や鼻炎薬だけでは十分に抑えきれない場合があるため、無理をせず専門家への相談を検討してください。
▼副鼻腔炎について詳しく知りたい方はこちら▼
受診をおすすめする目安
市販薬での対処はあくまで一時的な緩和を目的としたものです。以下のような症状が見られる場合は、放置せずに医療機関(耳鼻咽喉科など)の受診をおすすめします。
● 市販薬を数日使用しても症状が良くならない、または悪化している
● 粘り気のある黄色や緑色の鼻水が出る
● 頬、おでこ、目の奥などに痛みや重い圧迫感がある
● 38度以上の発熱を伴う
● においが感じにくくなっている など
自分の状態に合わせて適切な治療を受けることが大切です。
忙しい方のための「オンライン診療」という選択肢
社会人の方は、平日の日中に病院へ行く時間を確保するのが難しいことも多いでしょう。そのような場合の手段として、オンライン診療という選択肢があります。
オンライン診療で相談できる鼻の症状
鼻水や鼻づまりの症状は、オンライン診療でも相談できます。医師が症状の経過や困っている内容を聞き取り、必要に応じてお薬を処方します。
● 鼻水や鼻づまりが続いていて、市販薬を使うか迷っている
● 市販薬を使っているものの、変化が感じられない
● 症状が風邪によるものか、アレルギーによるものか判断がつかない
● 眠気が出にくいお薬について相談したい
ただし、強い顔面の痛みや高い発熱を伴う場合など、診察や検査が必要と判断される症状では、対面での受診をご案内することがあります。
▼ 鼻の症状をオンラインで医師に相談する ▼
https://e-clinic.minacolor.com/pages/runny-stuffy-nose-symptom/
移動時間や待ち時間を抑えるメリット
オンライン診療は、スマートフォンやPCを使って自宅や職場から受診できるため、通院にかかる移動時間を削減できます。仕事の合間や帰宅後の時間を有効に活用できる点が、忙しい時期には大きなメリットとなります。
▼ 診療予約はこちら ▼
●お薬は配送、または、お近くの薬局での受け取りを選ぶことが可能
●診察の結果、医師の判断により希望のお薬が処方されないこともあります。
●オンライン診療についてのお問い合わせはこちら:https://e-clinic.minacolor.com/pages/contact
まとめ
鼻水や鼻づまりの症状は、一時的なものか、風邪やアレルギー、あるいは副鼻腔炎によるものかによって適切な対応が変わります。市販薬を数日間試しても変化がない場合や、黄色い鼻水・顔面の痛みなどが現れた場合は無理をせず受診を検討しましょう。忙しくて通院の時間が取れないときは、オンライン診療などの便利な選択肢を上手に活用して、無理なく体をケアしてください。

昭和大学大学院薬学研究科修了
昭和大学薬学部客員講師
株式会社ミナカラ / ミナカラ薬局
薬局、ドラッグストアで臨床経験を積み、その後昭和大学薬学部の教員、チェーンドラッグストア協会の教育機関でOTCの研修講師を務める。
【著書】
•現場で差がつく! もう迷わない! ユーキャンの登録販売者お仕事マニュアル 症状と成分でわかるOTC薬
•現場で差がつく! ユーキャンの新人登録販売者お仕事マニュアル

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