にきび・にきび跡はビタミン剤で改善できる?ビタミン配合の市販薬を紹介
にきび・にきび跡はビタミン剤で改善できる?
にきびや、にきび跡を改善する市販薬はありますが、それぞれ適した薬が異なります。にきびや、にきび跡を改善する市販薬を購入するときは、ご自身の症状にあった成分が配合された薬を選びましょう。
にきび跡を改善したい方はビタミン配合の市販薬
にきび跡のなかでも、にきび跡のシミに効く市販薬を探しているときは、ビタミンCやL-システイン、ビタミンB2・B6などが配合された市販薬がおすすめです。
■クレーターのような凸凹したニキビは医療機関で治療を
にきび跡のなかでも、クレーターのような凸凹したニキビ跡を改善したい場合は、医療機関を受診しましょう。
クレーターのような凸凹したニキビ跡を改善するためには、市販薬ではなく、医療機関でのケミカルピーリングや、レーザー治療などの専門的な治療が必要です。
にきび跡ではなく、にきび自体を改善したい方
にきび跡ではなく、にきび自体を改善したい場合は、ビタミン剤が配合された市販薬ではなく、イオウが配合された市販薬(塗り薬)や、抗炎症成分が配合された市販薬(塗り薬)が適しています。
にきび自体に効く市販薬については、以下の記事で紹介しています。
にきび跡のシミに効くビタミン配合の市販薬
にきび跡のシミに効く市販薬には、ビタミンCやL-システイン、ビタミンB2・B6などが配合されたものがあります。
■ビタミンC、L-システイン
肌に沈着したメラニンを無色化し、新しいメラニンの生成を抑制する働きがあります。
■ビタミンB2・B6
皮膚や粘膜の機能を正常にする働きがあります。
ホワイトシャインLC
| 効能効果 |
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1.次の症状の緩和:しみ、そばかす、日やけ・かぶれによる色素沈着 2.次の場合の出血予防:歯ぐきからの出血、鼻血 3.次の場合のビタミンCの補給:肉体疲労時、妊娠・授乳期、病中病後の体力低下時、老年期 |
ホワイトシャインLCは、ビタミンCとL-システイン、ビタミンB2・B6、ビタミンEを配合した錠剤タイプの薬です。7歳から服用できます。
ビタミンCとL-システインには、肌に沈着したメラニンを無色化し、新しいメラニンの生成を抑制する働きがあります。
ビタミンB2とB6には皮膚を正常に保つ働きが、ビタミンEには血行を良くする働きがあります。
にきび跡などのしみに効果をあらわします。
チョコラBBルーセントC
| 効能効果 |
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1.次の諸症状の緩和:しみ、そばかす、日やけ・かぶれによる色素沈着 2.次の場合のビタミンCの補給:肉体疲労時、妊娠・授乳期、病中病後の体力低下時、老年期 3.次の場合の出血予防:歯ぐきからの出血、鼻出血 *ただし、上記1および3の症状について、1か月ほど使用しても改善がみられない場合は、医師、薬剤師又は歯科医師に相談すること |
チョコラBBルーセントCは、ビタミンCとL-システイン、ビタミンB2・B6、ビタミンEなどを配合した錠剤タイプの薬です。7歳から服用できます。
ビタミンCとL-システインには、肌に沈着したメラニンを無色化し、新しいメラニンの生成を抑制する働きがあります。
ビタミンB2とB6には皮膚を正常に保つ働きが、ビタミンEには血行を良くする働きがあります。
にきび跡などのしみに効果をあらわします。
シナールLホワイト2
| 効能効果 |
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1.次の諸症状の緩和:しみ、そばかす、日やけ・かぶれによる色素沈着 2.次の場合の出血予防:歯ぐきからの出血、鼻出血 3.次の場合のビタミンCの補給:肉体疲労時、妊娠・授乳期、病中病後の体力低下時、老年期 |
シナールLホワイト2は、ビタミンCとL-システイン、パントテン酸カルシウムを配合した錠剤タイプの薬です。7歳から服用できます。
ビタミンCとL-システインには、肌に沈着したメラニンを無色化し、新しいメラニンの生成を抑制する働きがあります。パントテン酸カルシウムには、皮膚を正常に保つ働きがあります。
にきび跡などのしみに効果をあらわします。
ハイシーL
| 効能効果 |
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1.次の諸症状の緩和:しみ、そばかす、日やけ・かぶれによる色素沈着 2.次の場合の出血予防:歯ぐきからの出血、鼻出血 3.次の場合のビタミンCの補給:肉体疲労時、妊娠・授乳期、病中病後の体力低下時、老年期 *ただし、上記1および2の症状について、1か月ほど使用しても改善がみられない場合は、医師、薬剤師または歯科医師に相談すること |
ハイシーLは、ビタミンCとビタミンB2を配合したチュアブル錠タイプの薬です。水なしで飲める薬で、15歳から服用できます。
ビタミンCには、肌に沈着したメラニンを無色化し、新しいメラニンの生成を抑制する働きがあります。ビタミンB2には皮膚を正常に保つ働きがあります。
にきび跡などのしみに効果をあらわします。
にきびをつくらないためのセルフケア
にきびをつくらないためには、以下のことを心がけましょう。
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・ストレスの少ない規則正しい生活を送る ・間食を避け、バランスの良い食事をとる ・クレンジングをして、しっかりと化粧を落とす ・洗顔は1日2回洗顔料をつかって洗う ・保湿剤を使用して肌の乾燥を防ぐ ・前髪をあげるなど肌を刺激しないような髪型にする など |

昭和大学大学院薬学研究科修了
昭和大学薬学部客員講師
株式会社ミナカラ / ミナカラ薬局
薬局、ドラッグストアで臨床経験を積み、その後昭和大学薬学部の教員、チェーンドラッグストア協会の教育機関でOTCの研修講師を務める。
【著書】
•現場で差がつく! もう迷わない! ユーキャンの登録販売者お仕事マニュアル 症状と成分でわかるOTC薬
•現場で差がつく! ユーキャンの新人登録販売者お仕事マニュアル

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