【受験対策に!】抗インフルエンザ薬の予防投与とは?費用や期待される効果について解説!
抗インフルエンザ薬の予防投与について 改めて詳しく解説!
インフルエンザ予防の基本はワクチン(予防接種)ですが、ワクチンの効き目が出始めるのは接種してから2週間ほど経ってからです。
一方で、抗インフルエンザ薬の予防投与では、投与開始直後から10日ほど予防効果を発揮します。どうしても休めない大切な行事がある場合は、抗インフルエンザ薬の予防投与も検討するとよいでしょう。
もし、インフルエンザに感染している方と接触し、うつった可能性がある場合は、接触後48時間以内に薬を使用開始する必要があります。
抗インフルエンザ薬を予防投与する場合は、診察代・薬代ともに保険適用外(自費)となります。
抗インフルエンザ薬の種類 代表的な薬はこの3つ!
予防投与に使用できる抗インフルエンザ薬はタミフル(オセルタミビル)、イナビル、ゾフルーザなどがあります。どれもインフルエンザの方との接触から48時間以内に飲み始める必要があり、10日ほど効き目が続くことに変わりはありません。
違いは、薬の形状や何日間飲むべきかです。
| 薬品名 | 薬の形状 | 用法(成人の場合) |
|---|---|---|
|
① タミフル(オセルタミビル) |
カプセル、錠剤など |
1日1回1カプセルもしくは1錠(75mg)を7〜10日間服用 |
|
② イナビル |
吸入薬 |
2キット(40㎎)を単回吸入もしくは1日1回1キット(20㎎)を2日間吸入 |
|
③ ゾフルーザ |
錠剤、顆粒 |
体重80kg以上:20㎎錠4錠または顆粒8包(80㎎)を単回服用 |
① タミフル(オセルタミビル)は7~10日間飲む必要があります。お薬代を抑えるには、ジェネリック医薬品を利用。
② イナビルは1回吸入すれば効果が持続。1回で済ませたい方や錠剤・カプセルを飲み込むのが苦手な方に向いています。
③ ゾフルーザは1回服用すれば効果が持続するため、1回で済ませたい方や吸入薬が苦手な方に向いています。
ただし、必ずしも希望どおりの薬がもらえるわけでありません。医師の診断の判断のもと、処方は決定します。症状や体調に適さないと判断された場合には処方されない場合もあります。
タミフルの異常行動について知りたい!
タミフルは一時期、異常行動を引き起こすとされ注意喚起されていました。しかし、異常行動はインフルエンザによる脳炎・脳症の症状でもあり、タミフルを使用しない場合でも同じような症状がみられると分かりました。そのため、インフルエンザを発症していない方への予防投与で異常行動が起こる可能性は極めて少ないと考えられます。
予防投与にかかる費用
抗インフルエンザ薬の予防投与は保険適用外のため、全額自己負担です。また、自由診療のため料金は医療機関によって異なりますが、だいたいいくらくらいなのか知りたいところ。そこで、ミナカラ オンライン診療での料金を例に挙げてご紹介します。診察料・配送料・お薬代の合計が料金となります。
診察料・配送料等
診察料 一律 ¥1,650(税込)
配送料 一律 ¥250(税込)
お薬代
| 薬品名 | 用法 | お薬代 |
|---|---|---|
|
オセルタミビル錠 75㎎ |
1日1回1錠 10日分 |
¥8,250(税込) |
|
イナビル吸入粉末剤 20mg |
2容器で1回分 |
¥10,450(税込) |
|
ゾフルーザ錠 20mg |
2錠で1回分 |
¥11,550(税込) |
|
4錠で1回分 |
¥19,250(税込) |
オンライン診療で抗インフルエンザ薬の処方が可能
待合室でのインフルエンザやほかの感染症への感染が気になる方、家族がインフルエンザにかかって外出できない方は、オンライン診療で抗インフルエンザ薬を処方してもらうのも一つの方法です。
ミナカラ オンライン診療は、日常的な診療や健康管理をしてくれるオンラインのかかりつけ医です。スマホ1つでラクラク受診できるため、通院のストレスを解消できます。
オンライン診療のメリットは
- スキマ時間や好きな場所で医師の診察を受けられる
- 待合室で待つ必要がないので感染の心配がない
- 医師の診察から薬剤師の服薬指導まですべてスマホ1台で完結
- 最短翌日にお薬がおうちのポストに届く
▼ 診療予約はこちら ▼
ただし、以下の場合はオンラインではなく、対面診療をおこなってもらう必要があります。
- すでにインフルエンザと疑われる症状があらわれている場合
- 薬が手元に届くまでに、インフルエンザ患者との接触から48時間以上を超える場合
- オンライン処方できるインフルエンザ予防薬の対象年齢外の場合


この記事は参考になりましたか?
新着記事
ご利用に当たっての注意事項
- 掲載している情報は、セルフメディケーション・データベースセンターから提供されたものです。
- 適正に使用したにもかかわらず副作用などの健康被害が発生した場合は(独)医薬品医療機器総合機構(TEL:0120-149-931)にご相談ください。
- より詳細な情報を望まれる場合は、購入された薬局・薬店の薬剤師におたずねください。
- 当サービスによって生じた損害について、株式会社ミナカラ及び、セルフメディケーション・データベースセンターではその賠償の責任を一切負わないものとします。
掲載情報について
掲載している各種情報は、株式会社ミナカラが調査した情報をもとにしています。出来るだけ正確な情報掲載に努めておりますが、内容を完全に保証するものではありません。 掲載されている医療機関へ受診を希望される場合は、事前に必ず該当の医療機関に直接ご確認ください。 当サービスによって生じた損害について、株式会社ミナカラではその賠償の責任を一切負わないものとします。情報に誤りがある場合には、お手数ですが株式会社ミナカラまでご連絡をいただけますようお願いいたします。 使用されている写真はイメージです。実際の内容と異なる場合があります。


