ミナカラ
5月に感じる様々な憂鬱な気持ち、それって五月病かも
更新日
2025.04.23
薬剤師監修日
2025.04.23

5月に感じる様々な憂鬱な気持ち、それって五月病かも

新学期、新生活、新年度。4月は新しいスタートの時期です。そして、緊張と不安の1ヶ月を走り抜け、GWというお休みが訪れる5月。一度立ち止まることにより、走り抜けた疲れがどっと出て、もう一度力を入れ直すことを困難に感じる人も少なくないと思います。そんな風に憂鬱な気持ちになる、いわゆる五月病。どう対処したら良いのかを解説します。
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編集
小寺 瑶
監修薬剤師
ミナカラ薬局薬剤師小寺 瑶
小寺 瑶
編集者
株式会社ミナカラ薬剤師小寺 瑶

「五月病」とは?

「五月病」は医学的に正式な病名ではありません。新生活が始まって1ヶ月、ずっと張りつめていた緊張の糸が、5月の連休で切れてしまうことが多いため「五月病」と呼ばれています。
慣れない生活環境や新しい人間関係で、知らないうちにストレスが溜まってしまう方は少なくないでしょう。その結果、ひと息ついた5月に、心や体にさまざまな影響が出てしまいます。
五月病では次のような症状が現れます。

●心の症状
・やる気が出ない
・なんだか気分がすぐれない
・物事を悲観的にとらえてしまう
・今までできていたことができなくなった
・趣味に興味が持てなくなった
・いつも不安を感じて落ち着かない
・イライラする
・集中できない など

●体の症状
・体がだるい
・すぐに疲れてしまう
・食欲がわかない
・胃痛、腹痛
・吐き気
・頭痛
・めまい
・よく眠れない など

「五月病」になりやすい人とは?

五月病はどんな人でもかかる可能性がありますが、特に新入生、新社会人など環境がこれまでと大きく変わった人がなりやすいとされています。新しい環境や人間関係になじもうと頑張りすぎて疲れたり、うまく順応できないことによるストレス、新生活が想像していたものと違いモチベーションが下がることなども五月病発症の要因です。
また、個人の性格も大いに関わっています。
●几帳面
●まじめ
●責任感がある
●完璧主義
●他人に頼るのが苦手 
このような方は、ストレスを感じても1人で抱え込んでしまう傾向があるため、五月病になりやすいとされています。

「五月病」の対処法5つをお伝えします

五月病は環境が大きく変わった方や、几帳面でまじめな方がなりやすい傾向があります。ただし、このような背景や性格の方が必ずしも五月病になるというわけではありません。疲れやストレスをためない工夫をして、五月病を防ぎましょう。

①体と心をしっかり休ませる

4月から新しい生活が始まって、体も心も気づかないうちに疲れがたまっています。十分な休息を取って心身を休ませることが大切です。しっかり睡眠を取り、栄養バランスのよい食事を摂りましょう。
また、体内リズムの乱れは心身に負担をかけます。深夜までの仕事や眠る直前までパソコンやスマートフォンを使用する生活を避けましょう。ゆっくりお風呂に入るなど、リラックスする時間を持つのも効果的です。

②ストレスを解消する

生活していくうえで、すべてのストレスを避けることはできません。ストレスが溜まりすぎないように、適度に解消しましょう。ヨガやウォーキングのような軽い運動で体を動かすと、ストレス解消につながります。このほか、趣味や友達・家族と過ごしたりするなど、自分なりのストレス発散方法を試してみましょう。

③完璧主義をやめる

新しい環境や仕事では、うまくできなかったり、失敗するのは当たり前と考えましょう。自分にできないことは、できないと伝えることも大切です。無理に1人でやろうとせず、周りの人を頼りましょう。物事を深刻にとらえすぎず、「できる範囲でいいや」と気楽に考えることも大切です。

④周りの人に悩みを相談する

新生活が始まって感じる悩みを、周りの方に相談するのもよいでしょう。家族や友人のほか、上司や同僚など日ごろから身近な人に相談する習慣を持っているといいですね。特に、同じ境遇の仲間と愚痴を言い合うのはストレス解消にもつながります。

⑤専門家に相談する

通常、五月病は一時的なものですが、長引くとうつ病や適応障害などに進行するおそれがあります。症状が続くようならば、医療機関やカウンセラーなど専門家への相談も検討してみましょう。
心療内科では、問診や診察をもとに、カウンセリングやお薬の処方、生活指導などを行い、症状の改善を目指します。症状が続いて生活に支障が出ているようならば、早めに医師への相談をおすすめします。

「五月病」の相談は、気軽にオンライン診療で

新生活のストレスをきっかけに心の不調や、精神面のつらさからくる体の不調にお悩みの方は、決して少なくありません。
しかし、心療内科に興味があっても、実際に受診するのはハードルが高いと感じる方は少なくないでしょう。
「五月病?」と少しでも感じたら、まず気軽に相談してみましょう。そのような場合は、自宅から受診できるミナカラオンライン診療を検討してみませんか?

【こんな方におすすめ】

●通院していることを人に知られたくない
●スキマ時間に診察を受けたい
●通院に時間をかけたくない
●仕事が忙しく病院の診療時間内に受診できない
●病院や薬局の待ち時間が長すぎて大変
●いつも混んでいて予約が1~2か月も先になってしまう
●家の近くに心療内科がない
●自宅などリラックスできる環境で診察を受けたい

スマホなどを使用して簡単に受診でき、薬もご自宅へ配送されるため、周りの人に知られず医師に相談したい方におすすめです。

小さな気がかりも気軽に相談してみましょう。今抱えている心身の不調を解決できると、毎日がもっと過ごしやすくなる手助けになりますよ。

 

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※ミナカラオンライン診療(提携医療機関ウチカラクリニック)でのオンライン診療では、処方される薬は向精神薬を除きます。
また、診断書の発行は行っておりません。

かかりつけ医をオンラインで。医師によるオンライン診療で薬を処方。ミナカラ e-クリニック。
監修薬剤師
小寺 瑶
ミナカラ薬局薬剤師
小寺 瑶
【経歴】

福岡大学薬学部薬学科卒業
福岡大学大学院薬学研究科薬学専攻修士課程修了
株式会社大賀薬局
株式会社ミナカラ / ミナカラ薬局
編集者
小寺 瑶
株式会社ミナカラ薬剤師
小寺 瑶
【経歴】

福岡大学薬学部薬学科卒業
福岡大学大学院薬学研究科薬学専攻修士課程修了
株式会社大賀薬局
株式会社ミナカラ / ミナカラ薬局

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