健診で異常を指摘されたら… このままで大丈夫？ スマホから医師に相談！
健康診断でよく指摘されるリスク：高血圧・高血糖・高脂血症とは？
なぜ放置してはいけないのか
高血圧・高血糖・高脂血症は自覚症状がないままに進行し、気づいたときには手遅れになりかねない「サイレントキラー」です。血圧・血糖値・血中脂質濃度が高い状態のまま放置していると動脈硬化や心筋梗塞、脳卒中など重大な病気につながる可能性があります。
① 高血圧症とは
一時的に血圧が高い状態は「高血圧」であると言えますが、病気ではありません。繰り返し血圧を測定したときに、正常よりも高い状態であれば「高血圧症」と診断されます。
【高血圧症の診断基準】
| 収縮期血圧 （最高血圧） | 130㎜Hg以上 |
|---|---|
| 拡張期血圧 （最低血圧） | 85㎜Hg以上 |
厚生労働省 標準的な健診・保健指導プログラム（令和6年度版）
血圧が高い状態が続くと、血管の壁に内側から強い力がかかり続けます。その結果、血管は硬くなり（動脈硬化）、脳梗塞、脳出血、狭心症、心筋梗塞、腎機能低下などを引き起こします。
② 高血糖とは
高血糖とは、血液中にあるブドウ糖の量が正常より多い状態です。通常、健康診断では空腹時血糖値や、過去1～2ヵ月の血糖状態を示すHbA1c（ヘモグロビンA1c）を測定します。高血糖状態を放置すると糖尿病を発症するおそれがあります。
【特定保健指導の対象となる基準値】
| 空腹時血糖値 | 100mg/dl以上 |
|---|---|
| HbA1c | 5.6％以上 （NGSP値） |
厚生労働省 標準的な健診・保健指導プログラム（令和6年度版）
高血糖状態が続くと血管が傷ついて硬くもろくなり、脳梗塞、狭心症、心筋梗塞などを引き起こします。また、糖尿病の三大合併症を引き起こすおそれがあり、網膜症による失明、腎症による人工透析、神経障害による足の切断などにつながることもあります。
③ 高脂血症(脂質異常症)とは
高脂血症（脂質異常症）とは血中のコレステロールや中性脂肪が基準値から外れており、血液がドロドロとした状態です。
【脂質異常症の診断基準】
| LDLコレステロール （悪玉コレステロール） | 高LDLコレステロール血症 | 140mg/dL以上 |
|---|---|---|
| 境界域高LDLコレステロール血症 | 120～139mg/dL | |
| HDLコレステロール （善玉コレステロール） | 低HDLコレステロール血症 | 40mg/dL未満 |
| トリグリセライド （中性脂肪） | 高トリグリセライド血症 | 150mg/dL以上（空腹時採血） |
| 175mg/dL以上（随時採血） |
日本動脈硬化学会 編：動脈硬化性疾患予防ガイドライン2022年版
この状態が続くと動脈硬化を引き起こし脳梗塞、脳出血、狭心症、心筋梗塞などにつながるおそれがあります。
「病院へなかなか行けない」お悩み別対処法
多忙な社会人や介護・育児に追われる人にとって、平日の日中に受診するのは大変です。そのため、
「健康診断で指摘されても受診を後回しにしてしまう」
「継続した通院が難しい」
と考える方も少なくないでしょう。
「病院へいけない」と感じる方に向けて、解決方法の例をご紹介します。
1．仕事や家事で忙しくて通院時間がとれない方
健康診断の結果をもらって「病院へ行かなければ」と思っているけれど、忙しくてなかなか時間を作れないという方は少なくありません。
しかし、不調を放っておくと症状が悪化するおそれがあるため、なるべく早めの受診が望ましいです。
1‐1．近くの病院を受診する
通院にかかる時間を減らすには、自宅や会社近くの病院を受診するのがおすすめです。会社帰りや休憩時間にサッと受診できます。
1‐2．遅くまで開いている病院を受診する
診療時間が長い病院ならば、仕事が終わった後に受診しやすいです。
1‐3．オンライン診療を利用する
仕事や家事のスキマ時間に、通院時間なしで、好きな場所から受診できます。
2．病院や薬局で待たされるのがストレスな方
予定を合わせて受診しても、待合室がいっぱいでなかなか名前が呼ばれない。やっと診察が終わっても、薬局で薬の受け取りに時間がかかる…
通院以外の予定もある場合は、なるべく待ち時間も少なくしたいですよね。
2‐1．予約できる病院を利用する
最近は、受診前にオンライン予約できる病院が増えてきています。
・先着順で予約し、予約番号が近づいたらスマートフォンに通知が来る
・●時～●時までの時間枠で予約ができる など
オンライン予約ができる病院は、予約方法がホームページなどに記載されているので確認してみましょう。
2‐2．オンライン診療を利用する
予約制なので、自分が受診したいタイミングで診察を受けられます。
3．病院が家から遠いので定期的に通うのが面倒な方
慢性疾患の場合は定期的な受診が大切ですが、かかりつけ病院が遠いと通い続けるのが大変です。
通院ストレスが少ないと、治療継続のハードルも下がります。
3‐1．電話診療を利用する
症状が安定している場合、病院によっては電話診療を行っているところもあります。毎回病院まで通院するのが大変という方は、電話診療ができるか医師に相談してみてはいかがでしょうか？
3‐2．オンライン診療を利用する
オンライン診療は通院する必要がないため、距離に関係なく希望する診療科を受診できます。
また、ビデオ通話の中で医師が患者の表情・しぐさをチェックしたり、患部の画像などを共有できるため、電話診療に比べてより対面診療に近い状態で相談できるのもメリットです。
4．コロナやインフルエンザなどの感染症が不安な方
季節や時期によっては、街で感染症が流行していることもあります。
感染症にかかりたくない方は、通院を工夫することでリスクを減らせます。
4‐1．患者さんの少ない時間に受診する
空いている時間に受診すれば、待合室などで感染症にうつるリスクが少なくなります。
病院によって患者さんが多い曜日や時間は異なります。電話などであらかじめ確認しておき、混みあう時間を避けるとよいでしょう。
4‐2．オンライン診療を利用する
病院や薬局に行く必要がないので、待合室での感染症リスクはありません。
オンライン診療なら通院ストレスなく治療を続けられる
健康診断の結果が気になるけどなかなか通院が難しいという場合は、気軽に受診できるオンライン診療が便利です。
オンライン診療とは？
オンライン診療とはスマートフォンやパソコンを使い、自宅などから医師の診察を受けられる医療サービスです。
病院に足を運ぶ必要がなく、気軽に受診できるという便利さから、オンライン診療をリピート利用する方も少なくありません。
オンライン診療のメリット
通院する必要がない
オンライン診療では病院まで足を運ぶ必要がなく、自宅などで診療を受けられるのが最大の特長です。移動にかかる時間と交通費の節約につながります。
待ち時間のストレスが減る
スキマ時間に受診できるため、自宅でゆっくり過ごす合間や、会社での休憩時間に診療を受けられます。待合室で座って待つ必要がないので、受診前後の時間も効率よく使えます。
継続治療しやすくなる
病院へ行くために半休を取得したり、せっかくのお休みの日も受診のためにお出かけができなくなったりしたことはありませんか？定期的な受診が必要になると、通院日を中心にスケジュールを立てるようになり、ストレスを感じる方も少なくありません。
気軽に受診できるようになると、通院に関する継続治療の負担を減らせます。
感染リスクがない
受診時に病院や薬局の待合室で、感染症をうつされてしまうこともあります。しかし、オンライン診療は自宅などから受診できるため、医療機関での感染リスクはありません。
どこからでも受診できる
病院から遠いところに住んでいる場合や、移動が難しい状況でも診療が可能です。
オンライン診療の注意点
オンライン診療は便利ですが、血圧測定や血液検査、画像診断、触診などができません。そのため、健康診断の結果で要精密検査となった場合は、対面診療の病院を受診するのがおすすめです。また、慢性疾患でオンライン診療を継続受診する場合も、必要に応じて定期的に対面受診することが望まれます。
オンライン診療と対面診療、それぞれの長所を組み合わせて、ストレスのない受診スタイルにするとよいでしょう。
オンライン診療が特におすすめな人とは？
オンライン診療は自宅や会社などお好きな場所から受診できます。そのため、健診で異常を指摘されたものの、忙しくて病院に行けない方におすすめです。
特に、高血圧症・糖尿病・高脂血症といった慢性疾患は、長期間じっくりと治療に取り組むことになります。オンライン診療を利用すると、毎回の通院ストレス軽減につながるでしょう。
また、季節や時期によってはインフルエンザや新型コロナウイルス感染症などに注意しなければなりません。病院を訪れる必要がないオンライン診療は、感染症リスクを少しでも減らしたい方のニーズにも合っています。
健康診断結果の相談ならミナカラ オンライン診療で
・忙しくて病院に行く時間がとれない
・病院や薬局で長く待ちたくない
・待合室で感染症をうつされたくない
・軽い異常だし、病院に行くほどでもない気がする
このような悩みがある場合は、好きな場所からすきま時間に診察を受けられるオンライン診療を利用してみてはいかがでしょうか？
ミナカラ オンライン診療は予約・診察がスマホ1台で完結する便利なサービスです。ご自宅から受診できるため、プライベートなお話を他人に聞かれることもありません。
【ミナカラ オンライン診療なら】
・病院への通院が要らない
・待ち時間が少なくて済む
・お薬は配送、または薬局受け取りを選べる
・待合室での感染リスクゼロ
・自宅から診察を受けられるので受診していることを誰にも知られない
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● お薬は配送、または、お近くの薬局での受け取りを選ぶことが可能
● 診察の結果、医師の判断により希望のお薬が処方されないこともあります。
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健康診断は現在の体調を把握し、不調に対して早めに対処できるチャンス。まずは気軽な相談だけでも大丈夫です。異常を指摘された場合は、大切な体を後回しにせず、早めに医師に相談しましょう。
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