そのかゆみ、乾燥だけが原因?皮膚科に相談すべきケースとセルフケアの注意点
原因不明のかゆみとは?どんなパターンがある?
「原因不明のかゆみ」といっても、その現れ方は人によってさまざまです。赤みやブツブツを伴うこともあれば、周りの皮膚と見た目は変わらないのに、皮膚の内側から激しい痒みを感じることもあります。
よく見られるパターン
・特定のタイミングで痒くなる
お風呂上がりや布団に入って体が温まったとき、あるいはリラックスしている夜間に強く感じるケースです。
・場所が移動する
最初は腕だったのに、気づくとお腹や足など、痒い場所が日によって変わることがあります。
・刺激に敏感になる
服のタグが擦れたり、下着の締め付けがあったりする場所に、我慢できないほどの痒みが生じることがあります。
特に、見た目に変化がない場合は、周囲から気づかれにくいため、一人で抱え込んでしまいがちです。しかし、かゆみは体が発している何らかのサインであると考えられます。
かゆみの主な原因
かゆみの原因は一つに特定できないことが多く、複数の要因が重なっている場合もあります。ご自身の生活環境や体調を振り返ってみましょう。
乾燥による皮膚バリア機能の低下
最も一般的な原因の一つが、肌の乾燥です。空気が乾燥する季節や加湿が不十分な室内では、肌の表面を保護するバリア機能が低下しやすくなります。本来なら気にならない程度の些細な刺激にも、神経が過敏に反応してしまう場合があります。
外部からの刺激やアレルギー反応
洗剤や柔軟剤、化粧品、あるいは特定の金属や衣類の素材など、肌に触れる物質が刺激になったり、アレルギーの原因になっていることも。これまで問題なく使っていたものでも、体調の変化によって急に症状が出るケースも少なくありません。
生活習慣の乱れや精神的ストレス
睡眠不足や過労、精神的なストレスが蓄積すると、自律神経のバランスが乱れ、皮膚のバリア機能を弱めたり、痒みを感じやすくなったりすることがあります。「ストレスで痒くなる」というのは気のせいではなく、心身のコンディションが肌の状態に反映されている一例と言えるでしょう。
内臓の不調
皮膚そのものに原因があるのではなく、肝臓や腎臓などの不調や、服用している薬の副作用としてかゆみが現れるケースもあります。原因がはっきりしないかゆみが長く続く場合は、一度内科で相談してみることも大切です。
自分でできる対処・工夫
かゆみを感じたとき、まずは日常の中で肌への負担を減らす工夫を取り入れてみましょう。段階を追ってケアを見直すことで、症状が和らぐ場合があります。
1. 生活環境を整える
・保湿を習慣にする
入浴後、肌が湿っているうちに低刺激のクリームやローションで保湿を行いましょう。
・温度設定に気をつける
熱すぎるお湯での入浴は、肌の脂分を奪い、かゆみを助長することがあります。ぬるめのお湯(38〜40度前後)に浸かるのが望ましいです。
・衣類の素材を選ぶ
ナイロンやウールなどの刺激になりやすい素材を避け、綿などの肌当たりの優しい素材を選んでみてください。
2. セルフケアと市販薬の活用
かゆみが辛いときは、市販の保湿剤や痒み止めを使用するのも一つの方法です。
・症状に合った成分を選ぶ
乾燥が主な原因と思われる場合はワセリンやヘパリン類似物質、尿素などの保湿成分が含まれたもの選ぶとよいでしょう。
赤みやかゆみが強い場合は抗ヒスタミン成分やステロイドなど抗炎症成分が含まれたものを、症状に合わせて選択します。
また、症状の範囲や程度によって塗り薬や飲み薬を使い分けるとよいでしょう。
・冷やす
痒みが強い部分を冷たいタオルなどで軽く冷やすと、一時的に感覚が麻痺して楽になることがあります。
ただし、保冷剤を直接患部に長時間当てるなど、冷やしすぎるとかえって刺激となるため注意しましょう。保冷剤や氷はタオルでくるんで使用してください。
3. 市販薬を使用するときの注意点
市販薬を使用する際は、説明書をよく読み、定められた期間(一般的に5〜6日程度)使用しても改善が見られない場合は、使用を中止して皮膚科の医師に相談することをおすすめします。
注意が必要なケース
セルフケアで様子を見ていても、かゆみが落ち着かない場合があります。以下のような状況に当てはまる場合は、自己判断を続けず、早めに病院を受診しましょう
・眠れない
かゆみのせいで夜中に目が覚めてしまったり、熟睡できなかったりする場合、日中のパフォーマンス低下やさらなるストレスを招く恐れがあります。
・かき壊してしまっている
強い力でかいてしまい、出血や浸出液(じゅくじゅくした液)が出ている状態です。ここから細菌感染を起こすこともあるため、早めの対応が必要です。
・範囲が広がっている
最初は一部分だけだったかゆみが、全身に広がっていくような場合は早めに対策しましょう。
・皮膚以外の症状がある
発熱、強い倦怠感、急激な体重の変化など、皮膚以外の体調不良を伴う場合は、背景に別の病気が隠れている可能性も考慮しましょう。
医師に相談する目安
皮膚科などの医療機関を受診すべきかどうか迷ったときは、以下の基準を一つの目安にしてみてください。
受診を検討するタイミング
・市販薬を数日間使用しても、かゆみの強さが変わらない、あるいは強くなっている。
・かゆみが数週間以上続いており、原因に心当たりがない。
・見た目には何もないのに、常にどこかが痒くて落ち着かない。
医師に相談する際は、「いつから痒いのか」「どんなときに強くなるのか」「これまでに試したケア」などをメモしておくと、診断の助けになります。
皮膚科では、視診(目で見て確認すること)に加えて、必要に応じて血液検査やパッチテストなどを行い、かゆみの正体を探っていきます※。
原因が明確になることで、より適切な治療法や、ご自身の肌質に合ったスキンケアのアドバイスを受けられるでしょう。
※対面診療の場合
忙しい場合はオンラインという選択肢も
「皮膚科に行きたいけれど、仕事や家事が忙しくて時間が取れない」「待ち時間が長くて大変」などの理由で、受診を先延ばしにしている方も少なくありません。そのような場合の選択肢の一つとして、オンライン診療という方法があります。
ミナカラ オンライン診療で相談できること
スマホやパソコンのビデオ通話機能を使って、自宅にいながら医師の診察を受けることができます。
・診察での問診
いつから、どんな時にかゆみがあるかなど経過を詳しく伝えることで、医師がかゆみの原因を探ります。
・画像による確認
カメラ越しに患部を見せたり、事前に撮影した写真を送ったりすることで、医師が状態を確認します。
・お薬の処方※
症状に応じて、適切な外用薬(塗り薬)や内服薬を処方してもらうことが可能です。処方箋は自宅に配送されるか、近くの調剤薬局で受け取ることができます。
※診察の結果、医師の判断により希望のお薬が処方されないこともあります
全ての症状がオンラインで治療できるわけではありませんが、「まずは医師に意見を聞きたい」「今のケアが合っているか確認したい」という相談窓口として活用するのも、健やかな肌を取り戻すための有効な一歩となります。
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※お薬は配送、または、お近くの薬局での受け取りを選ぶことが可能
※診察の結果、医師の判断により希望のお薬が処方されないこともあります
※オンライン診療についてのお問い合わせはこちら:https://e-clinic.minacolor.com/pages/contact
最近はオンライン診療の利用者も徐々に増えてきましたが、「使い方がよく分からない」「ちゃんと診察してもらえるのか不安」というお声も少なくありません。 こちらの記事では、ミナカラ オンライン診療でよくある質問にお答えしています。
まとめ
原因がわからないかゆみは、小さなストレスの積み重ねとなり、心身を疲れさせてしまいます。まずはこまめな保湿や生活習慣の見直しを行い、ご自身の肌をいたわってあげてください。
もし、ご自身でのケアに限界を感じたり、不安が解消されなかったりする場合は、一人で悩まずに皮膚科の医師へ相談してみることを検討しましょう。
対面での受診はもちろん、状況に合わせてオンライン診療などの便利なサービスを柔軟に取り入れながら、健やかな毎日を取り戻していきましょう。


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