ミナカラ
春の汗ばむ陽気にご用心?早めの「あせも」対策と治療
更新日
2026.04.13
薬剤師監修日
2026.04.13

春の汗ばむ陽気にご用心?早めの「あせも」対策と治療

ゴールデンウィークの外出や、ふとした瞬間に感じる春の強い日差し。まだ夏本番ではないからと油断していると、首元や肘の内側がチクチクしたり、赤いぷつぷつができたりすることはありませんか。「まだ春なのにあせも?」と驚かれる方もいらっしゃるかもしれませんが、実はこの時期特有の気温変化が、肌トラブルを招く一因となることがあります。今回は、春に起こりやすいあせもの原因や、家庭でできるセルフケアのポイント、そして忙しい毎日の中でも無理なく続けられる治療の選択肢について整理して解説します。
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編集
高橋 伊津美
監修薬剤師
ミナカラ薬局薬剤師高橋 伊津美
高橋 伊津美
編集者
株式会社ミナカラ薬剤師高橋 伊津美

あせも(汗疹)とは?どんな症状?

あせもは、医学的には「汗疹(かんしん)」と呼ばれます。大量に汗をかいた際、汗の出口(汗管)が詰まり、皮膚の中で炎症を起こす皮膚疾患です。

あせもの主な種類と見た目の特徴

日本で一般的にみられるあせもには、2種類あります。

▪️水晶様汗疹(すいしょうようかんしん)
皮膚の表面に近い部分に汗が溜まるタイプです。小さな透明の水ぶくれのようなぷつぷつができますが、赤みや痛み、かゆみはほとんどないことが多いのが特徴です。数日で自然に消えることも少なくありません。

▪️紅色汗疹(こうしょくかんしん)
皮膚の少し深い部分で汗が詰まり、周囲に炎症が起きている状態です。いわゆる「一般的なあせも」として知られ、赤いぷつぷつができ、かゆみを伴うのが特徴です。特にお子さんの場合は、かゆみを我慢できずにかきむしってしまい、症状を悪化させてしまうこともあるため、早めの対応が大切です。

春にあせもができやすい主な原因

「あせも=夏」というイメージが強いですが、春先ならではの要因が重なることで、あせもが生じる場合があります。

急な気温の変化と発汗のバランス

春は1日の中での寒暖差が大きく、急に気温が上がる日があります。冬の間、私たちの体は汗をあまりかかない状態に慣れているため、急な暑さに対して汗を上手に排出する準備が整っていないことがあります。これが汗の出口が詰まりやすくなる一因になります。

春ならではの服装や生活習慣

「朝晩は冷え込むから」と、厚手のインナーや重ね着をしたまま日中を過ごすと、衣服の中に熱や湿気がこもってしまいます。特に春先は、冬の習慣で保温性の高い機能性インナーを着用しているケースも多く、予想以上に肌が蒸れた状態が続くことであせもを引き起こす場合があります。

肌のバリア機能と汗の関係

春は花粉や乾燥、紫外線など、肌にとって刺激が多い季節です。肌のバリア機能が低下していると、汗自体が刺激になり、普段よりも炎症を起こしやすい状態になることもあります。

自分でできる対処・生活上の工夫

あせものケアで大切なのは、肌を「清潔」に保ち、「蒸れ」を解消することです。

汗を放置しないための環境づくり

▪️こまめに汗を拭き取る
汗をかいたら、清潔な濡れタオルなどで優しく押さえるように拭きましょう。
乾いたタオルよりも、濡れたタオルのほうが肌に刺激となる汗の成分を取り除きやすく、肌への摩擦も抑えられます。

▪️服装の調節
吸湿性や通気性の良い綿素材の服を選んだり、気温に合わせて着脱しやすい服装を心がけたりすることで、衣服内の湿度を調節することができます。

入浴・スキンケアでのポイント

▪️優しく洗う
入浴時は石けんをよく泡立て、手で包み込むように優しく洗います。
ゴシゴシ擦ると肌のバリア機能を傷つけてしまうため注意しましょう。入浴にはぬるま湯がおすすめです。熱いシャワーや湯船につかると、体温が上昇してかゆみが生じることもあるので、お湯の温度に注意しましょう。

▪️しっかり保湿
肌を清潔にした後は、ローションやクリームで保湿をします。
肌が潤うことでバリア機能が整い、汗の刺激を受けにくい状態を目指せます。

市販薬を活用することもできる

かゆみを我慢すると患部をかきむしってしまい、症状が悪化することがあります。かゆみがひどい場合には、まずは身近に手に入る市販薬を使用してかゆみをおさえることもひとつです。炎症を抑えるステロイド成分が含まれたものや、かゆみ止めの成分が配合されたものなど、症状に合わせて選ぶことができます。

※セルフケアで数日様子を見ても変化がない場合や、症状が広がっている場合は、はやめに医療機関へ相談することをお勧めします。気軽に相談できるオンライン診療も便利な選択肢の一つです。

 

▼ 診療予約はこちら ▼

 

●お薬は配送、または、お近くの薬局での受け取りを選ぶことが可能

●診察の結果、医師の判断により希望のお薬が処方されないこともあります。

●オンライン診療についてのお問い合わせはこちら:https://e-clinic.minacolor.com/pages/contact

注意が必要なケース

通常、あせもは肌を清潔に保てば、数日で治るケースがほとんどです。しかし、単なるあせもだと思っていても、他のトラブルが重なっている場合もあるので注意しましょう。

かき壊しによる二次的な変化

かゆいからといって爪を立ててかいてしまうと、皮膚に小さな傷がつき、そこから細菌が入ってしまうことがあります。「とびひ」などの二次感染につながるケースもあるため、とにかく「かきむしらないこと」が重要です。特に小さなお子さんがいるご家庭では爪を短く切っておくなどの配慮も検討しましょう。

あせもと見分けがつきにくい他の皮膚症状

「春の肌トラブル」には、あせも以外にも接触皮膚炎(かぶれ)や、乾燥による湿疹、アトピー性皮膚炎の悪化などが隠れている場合もあります。自己判断でケアを続けてもなかなか良くならないときは、原因が他にある可能性を考えてみることも大切です。

医師に相談する目安

セルフケアを続けても症状が改善しないときや、日常生活に支障が出ているときは、無理をせず医療機関を受診しましょう。

受診を検討したいタイミング

 ● 赤みが強い場合
 ● 患部が広がってきたとき
 ● かゆみで眠れない、集中できないとき
 ● 膿(うみ)を持っていたり、汁が出ていたりする場合
 ● 数日間セルフケアを続けても、変化が見られないとき
 など

医療機関やオンライン診療の活用

皮膚科を受診して、自分の症状に合った外用薬(塗り薬)を処方してもらうことで改善が期待できます。対面での受診はもちろん、オンライン診療などを活用して、自宅にいながら医師の診察を受けることも今の時代の選択肢です。

忙しい方のための「オンライン診療」という選択肢

社会人の方は、平日の日中に病院へ行く時間を確保するのが難しいことも多いでしょう。そのような場合の手段として、オンライン診療という選択肢もあります。

移動時間や待ち時間を抑えるメリット

オンライン診療は、スマートフォンやPCを使って自宅や職場から受診できるため、通院にかかる移動時間を削減できます。仕事の合間や帰宅後の時間を有効に活用できる点が、忙しい時期には大きなメリットとなります。

 

▼ 診療予約はこちら ▼

 

●お薬は配送、または、お近くの薬局での受け取りを選ぶことが可能

●診察の結果、医師の判断により希望のお薬が処方されないこともあります。

●オンライン診療についてのお問い合わせはこちら:https://e-clinic.minacolor.com/pages/contact

お金はいくらかかる?診察代やお薬代

診察料

保険診療の場合、対面診療と同じように厚生労働省が定める診療報酬に基づいた費用となります。

自由診療の場合は診療メニューによって異なるため、事前にご確認ください。

システム利用料

ミナカラ オンライン診療では、月額費用や予約システム料などのシステム利用料はかかりません。

お薬代・送料

診察料・お薬代のほかに、配送の場合は送料(一律250円)が必要です 。

薬局受け取りの場合は、処方箋の連携手数料(一律770円)が加算されます。

 

▼ オンライン診療の費用や手順をもっと詳しく知る

所要時間の目安

薬の配送を希望する場合、自宅にいながら最短20分程度で全てのステップを完了できます。
 ● 医師による診察:約5〜10分
 ● 処方箋の発行手続き:約5〜10分
 ● 薬剤師による服薬指導:約5〜10分

薬の受け取り

配送の場合、決済が完了したのち最短当日発送、最短翌日到着。※
薬局受け取りの場合は、受診したクリニックから指定の薬局へ処方せんが連携されます。

※ 16時までに服薬指導が完了した場合は当日発送。お届けにかかる日数は中国地方を除く本州は翌日、その他地域は翌々日が最短お届け日となります。(一部離島などを除く)


▼ オンライン診療の所要時間や利用してみた感想をチェック

 

まとめ

春のあせもは、急な気温の変化や服装のミスマッチなど、この時期特有の理由で起こることがあります。まずは「汗をかいたら優しく拭き取る」「蒸れにくい服装を選ぶ」といった基本的なセルフケアから始めてみましょう。
もし、かゆみが強かったり、なかなか引かなかったりする場合は、無理をせず専門家を頼ることも検討してください。対面診療やオンライン診療など、ご自身のライフスタイルに合った方法で、心地よい春を過ごしてください。
 

かかりつけ医をオンラインで。医師によるオンライン診療で薬を処方。ミナカラ e-クリニック。
監修薬剤師
高橋 伊津美
ミナカラ薬局薬剤師
高橋 伊津美
【経歴】

昭和大学大学院薬学研究科修了
昭和大学薬学部客員講師
株式会社ミナカラ / ミナカラ薬局
薬局、ドラッグストアで臨床経験を積み、その後昭和大学薬学部の教員、チェーンドラッグストア協会の教育機関でOTCの研修講師を務める。
【著書】
•現場で差がつく! もう迷わない! ユーキャンの登録販売者お仕事マニュアル 症状と成分でわかるOTC薬
•現場で差がつく! ユーキャンの新人登録販売者お仕事マニュアル
編集者
高橋 伊津美
株式会社ミナカラ薬剤師
高橋 伊津美
【経歴】

昭和大学大学院薬学研究科修了
昭和大学薬学部客員講師
株式会社ミナカラ / ミナカラ薬局
薬局、ドラッグストアで臨床経験を積み、その後昭和大学薬学部の教員、チェーンドラッグストア協会の教育機関でOTCの研修講師を務める。
【著書】
•現場で差がつく! もう迷わない! ユーキャンの登録販売者お仕事マニュアル 症状と成分でわかるOTC薬
•現場で差がつく! ユーキャンの新人登録販売者お仕事マニュアル

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