多汗症の治療にかかる費用や選択肢とは|汗の悩みはオンライン診療でも相談できます
多汗症とは?どんな症状?
多汗症とは、気温の上昇や運動時など、体温調節に必要な範囲を超えて過剰に汗が分泌される状態を指します。
日常生活における汗の量や臭いのお悩み
多汗症の症状があると、日常生活において以下のような場面で支障をきたすことがあります。
● 文字を書くときに紙が汗で濡れてしまう
● スマートフォンの画面が汗でうまく操作できない
● 服の脇や背中に大きな汗染みができてしまう
● 汗にともなう皮膚の臭いが気になり、対面での会話をためらう など
多汗症の種類(局所多汗症と全身多汗症)
多汗症は、汗が多くなる部位によって大きく2つの種類に分類されます。それぞれの特徴は以下の通りです。
● 局所多汗症
手のひら、足の裏、脇の下、顔など、体の一部に過剰な発汗がみられる状態。
● 全身多汗症
特定の部位だけでなく、体全体から一様に多くの汗が分泌される状態。
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全身性多汗症 |
・全身に多量の汗が出る。 ・結核、甲状腺機能亢進症、神経疾患などの病気が原因のひとつ。 |
|---|---|
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局所性多汗症 |
・部分的に多量の汗が出る。(手のひら、足のうら、脇など) ・緊張などが原因になる。 ・神経の損傷や腫瘍が原因になる場合もある。 |
多汗症の主な原因
多汗症が起こる背景には、自律神経の働きや、体質、あるいはほかの病気など複数の要因が考えられます。
温熱や精神的な刺激にともなう自律神経の働き
人間の発汗は、自律神経の働きによってコントロールされています。
局所多汗症の多くは、この働きが敏感になっていることが原因とされています。気温の変化(温熱性刺激)だけでなく、緊張や不安などの精神的なストレス(精神性刺激)が引き金となり、特定の部位に大量の汗をかく現象が生じます。
他の病気が背景にある可能性
体の一部ではなく全身に多くの汗をかく全身多汗症などの場合、背景に別の病気が隠れていることがあります。
具体的には、甲状腺機能亢進症などの内分泌疾患、代謝異常、神経系の病気などが挙げられます。この場合は、原因となっている元の病気の治療を優先することが必要となります。
多汗症の治療の選択肢は?
多汗症の治療は、医療機関で医師の診察を受け、一人ひとりの症状や状態に合わせて最適な方法を選択することが基本となります。
ミナカラ オンライン診療で提供している多汗症の治療は原則として公的医療保険が適用されます。ただし、医師の判断により適応外使用の医薬品が処方される場合は、保険適用外(自由診療)となります。
多汗症の治療で処方される薬の種類
医療機関で実施される一般的な薬として、まずは外用薬(塗り薬)や内服薬(飲み薬)を用いた薬物療法があります。
汗を分泌する器官である汗腺の働きを抑えるお薬や、交感神経からの信号をブロックする抗コリン薬などが症状や部位に応じて処方されます。
● 塩化アルミニウム外用療法
● 抗コリン外用薬
● 抗コリン内服薬 など
症状や状態に合わせて医師が判断する治療法
お薬による治療のほかにも、症状が強い場合や範囲が広い場合には、微弱な電流を流して汗腺の働きを抑えるイオントフォレーシス療法や、神経に働きかける注射療法、外科的な手術などが選択肢となることがあります。どの治療法が適しているかは、医師が診察のもとで判断します。
多汗症の治療にかかる費用は?
多汗症の治療にかかる費用は、受診する診療メニューが保険診療に該当するか、あるいは自由診療に該当するかによって大きく異なります。
公的医療保険が適用される診療の費用
原因が特定できない原発性の局所多汗症(手掌や腋窩など)で、厚生労働省の定める一定の診断基準を満たす場合は、公的医療保険が適用される治療法があります。
保険診療の場合、自己負担割合(原則3割など)に応じた費用となり、対面診療でもオンライン診療でも厚生労働省が定める診療報酬に基づいた一律の計算が行われます。
保険適用外(自由診療)となる場合の費用
医療機関によっては、国内で保険承認されていない最新の医療機器を使った治療や、適応外使用の医薬品が処方されるケースがあり、これらは保険適用外の自由診療となります。
多汗症の治療において、多汗症とは異なる病気の治療に使用される医薬品が処方される場合があります。それらの薬は自律神経の働きや神経伝達物質を和らげる作用を持つため、医師の判断により多汗症の症状緩和を目的に用いられることがあります。これらは国から多汗症に対する公的医療保険の承認を受けていないため、「適応外使用」となり保険は適用されません。
ミナカラ オンライン診療において、自由診療メニューにないこれら適応外使用の医薬品が処方される場合は、一律5,000円(税込)の費用がかかります。自由診療の範囲や総額は各医療機関ごとに異なるため、事前の確認が必要です。
自分でできる日常生活の工夫
医療機関での治療と並行して、日々の暮らしのなかで汗による不快感を和らげる工夫を取り入れることも大切です。これらは病気そのものを治療するものではありませんが、肌を快適に保つのに役立ちます。
通気性や吸湿性のよい衣服を選ぶ
汗をかいたまま衣服が湿った状態が続くと、皮膚の雑菌が繁殖しやすくなり、臭いの原因となります。綿や麻などの天然素材を選択することで、皮膚を衣服内の湿気から守ることができます。
肌を清潔に保つための生活習慣
汗をかいた際は、こまめに乾いたタオルなどで拭き取り、肌を清潔に保つ習慣をつけましょう。
注意が必要なケース
以下のような変化がみられるときは注意が必要です。
短期間で急激に汗の量が増えたとき
以前に比べて、ここ数週間から数か月の間に急激に発汗量が増えたという場合は、自律神経の一時的な乱れだけでなく、体内のホルモンバランスの変化や、何らかの病気が急激に進行している可能性が否定できません。
発汗のほかに体調不良がみられるとき
汗を大量にかくだけでなく、動悸、手の震え、急激な体重減少、微熱、だるさなどの体調不良が同時に現れている場合は、内分泌系の疾患などが関わっているおそれがあります。放置せず、早めの対応を検討しましょう。
医師に相談する目安
汗の量や臭いに悩みつつも、受診のタイミングに迷う方は少なくありません。相談の目安を整理しました。
日常生活の工夫だけではお悩みが十分に改善しないとき
衣服の工夫やこまめな拭き取りを行っても、服の汗染みが抑えられない、あるいは臭いが気になって他者との交流に消極的になってしまうなど、日常生活や心理面での負担が大きいと感じる場合は、相談を検討する目安となります。
医療機関(皮膚科など)を受診するタイミング
症状が局所的な場合は皮膚科、全身の発汗に伴いほかの体調不良がある場合は内科などを受診するとよいでしょう。仕事などで平日の受診が難しい場合は、以下のリンクよりオンライン診療を検討することも一つの選択肢です。
▼ 診療予約はこちら ▼
●お薬は配送、または、お近くの薬局での受け取りを選ぶことが可能
●診察の結果、医師の判断により希望のお薬が処方されないこともあります。
●オンライン診療についてのお問い合わせはこちら:https://e-clinic.minacolor.com/pages/contact
忙しい方のための「オンライン診療」という選択肢
社会人の方は、平日の日中に病院へ行く時間を確保するのが難しいことも多いでしょう。そのような場合の手段として、オンライン診療という選択肢があります。
移動時間や待ち時間を抑えるメリット
オンライン診療は、スマートフォンやPCを使って自宅や職場から受診できるため、通院にかかる移動時間を削減できます。仕事の合間や帰宅後の時間を有効に活用できる点が、忙しい時期には大きなメリットとなります。
▼ 診療予約はこちら ▼
●お薬は配送、または、お近くの薬局での受け取りを選ぶことが可能
●診察の結果、医師の判断により希望のお薬が処方されないこともあります。
●オンライン診療についてのお問い合わせはこちら:https://e-clinic.minacolor.com/pages/contact
まとめ
多汗症は、自律神経の働きなどが関係して過剰に汗をかく病気であり、医療機関で医師の診察のもとお薬などの治療の選択肢を検討できます。衣服の工夫などの日常生活のケアを行っても状況が改善しない場合は、一人で抱え込まず医師への相談を検討しましょう。平日の通院が難しい方は、移動時間を抑えられるオンライン診療の活用も選択肢の一つです。

昭和大学大学院薬学研究科修了
昭和大学薬学部客員講師
株式会社ミナカラ / ミナカラ薬局
薬局、ドラッグストアで臨床経験を積み、その後昭和大学薬学部の教員、チェーンドラッグストア協会の教育機関でOTCの研修講師を務める。
【著書】
•現場で差がつく! もう迷わない! ユーキャンの登録販売者お仕事マニュアル 症状と成分でわかるOTC薬
•現場で差がつく! ユーキャンの新人登録販売者お仕事マニュアル

昭和大学大学院薬学研究科修了
昭和大学薬学部客員講師
株式会社ミナカラ / ミナカラ薬局
薬局、ドラッグストアで臨床経験を積み、その後昭和大学薬学部の教員、チェーンドラッグストア協会の教育機関でOTCの研修講師を務める。
【著書】
•現場で差がつく! もう迷わない! ユーキャンの登録販売者お仕事マニュアル 症状と成分でわかるOTC薬
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