ミナカラ
お盆明けに仕事へ行きたくない…適応障害との違いと対処法・受診の目安
更新日
2026.08.03
薬剤師監修日
2026.08.03

お盆明けに仕事へ行きたくない…適応障害との違いと対処法・受診の目安

お盆明けに「仕事に行きたくない…」と感じるのは、決して甘えや怠けではありません。長期間の休みによって生活リズムが変化したり、心身の疲れが出たりすることで起こる自然な反応です。この記事では、連休明けに起こりやすい心身の不調や「だるい」と感じる原因、一時的な憂うつと「うつ病」や「適応障害」との違いをわかりやすく解説します。セルフケアのポイントから医療機関を受診する目安、オンライン診療の活用法まで紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • LINEでシェアする
  • はてなブックマークでブックマークする
  • noteで書く
編集
小寺 瑶
監修薬剤師
ミナカラ薬局薬剤師小寺 瑶

お盆明けに「仕事に行きたくない…」と感じるときのサイン

お盆休みが終わるころ、「体が重くて動けない」「なんだか気分が重い」と感じることはありませんか。これは連休中に心と体に溜まった疲れや、生活リズムの変化が原因で出ているサインかもしれません。まずは、どのような症状が出やすいのかを確認してみましょう。

連休明けに出ることがある心身の症状

お盆明けに出やすい症状は、大きく「体の症状」と「心の症状」に分けられます。主な症状は以下のとおりです。

 主な症状
体の症状

・体が重い、だるい

・朝すっきり起きられない、眠れない

・頭痛、肩こり、めまいがする

・食欲がない、胃がもたれる など

心の症状

・仕事に行くのが憂うつになる

・何をするのも面倒くさく感じる

・イライラしたり、不安になったりする

・集中力が続かず、ミスが増える など

 

▼ 心療内科の診療予約はこちら ▼

 

▼ 漢方内科の診療予約はこちら ▼

 

※お薬は配送、または、お近くの薬局での受け取りを選ぶことが可能
※診察の結果、医師の判断により希望のお薬が処方されないこともあります
※ミナカラ オンライン診療では、処方される薬は向精神薬を除きます。また、診断書の発行は行っておりません
※オンライン診療についてのお問い合わせはこちら:https://e-clinic.minacolor.com/pages/contact

お盆明けの「動けない」「だるい」不調を起こす主な原因

「仕事に行きたくない」「体がだるい」と感じる背景には、連休中の過ごし方や環境の変化が関係しています。主な原因を2つ紹介します。

生活リズムや環境の変化による影響

お盆休み中は、夜更かしや朝寝坊が増えたり、実家への帰省や旅行で移動が増えたりして、普段の生活パターンが崩れやすくなります。睡眠時間や食事の時間が乱れると、「体内時計」が狂ってしまい、休みが明けても体が仕事モードに切り替わりません。その結果、朝起きられなかったり、一日中体がだるかったりする状態が続いてしまいます。

ストレスや気候(暑さ・寒暖差)による影響

お盆の時期は連日の猛暑による「暑さ」や、冷房の効いた室内と屋外の「寒暖差」により、自律神経が乱れやすい季節です。また、親戚や普段会わない人との付き合いで、気づかないうちに気が張ってストレスが溜まることもあります。

気候による体力の消耗と精神的な疲れが重なることで、休み明けに一気に不調として現れるのです。

一時的な憂うつ?適応障害・うつ病の違い

仕事に行きたくない気持ちが強いとき、「単なる連休明けの憂うつなのか、それとも心の病気なのか」と心配になることもあるでしょう。一時的な気分の落ち込みと、適応障害やうつ病との違いを知るためのチェック基準として、以下の表を参考にしてください。

 一時的な「休み明けの憂うつ」適応障害うつ病
症状が続く期間数日から1週間程度でおさまる

2週間以上症状が続く。

一般的には、ストレスの原因が生じてから数か月以内とされている、重度の場合はそれ以上(ストレスから離れると軽くなることが多い)

2週間以上症状が続く。

ほとんど一日中症状があり、一般的には半年から1年ほど、重度の場合はそれ以上

症状の原因休日と平日のギャップや一時的な疲れ仕事や人間関係など、特定・明確なストレスの原因があるストレスの重なりや体質など複合的(原因がはっきりしないこともある)
対処法休養をとる、生活リズムを整える などしっかりとした休養、ストレスの原因を遠ざける、環境調整、薬物療法・心理療法 などしっかりとした休養、ストレスの原因を遠ざける、環境調整、薬物療法・心理療法 など

※上記の表は主な症状や特徴の目安です。診断の際は医師による診察が必要です。

休み明けから2週間以上たっても「憂うつで何も手がつかない」「会社に行こうとすると体調が崩れる」という場合は、放置せずに医療機関へ相談することが大切です。

心身の負担を和らげるための段階的な対処法

心と体の不調を感じたときは、無理をせず段階的にケアを進めていきましょう。

ステップ1:日常の中でできる生活上の工夫
ステップ2:市販薬を活用したセルフケア
ステップ3:専門機関や医療機関への相談を検討する目安

ステップ1:日常の中でできる生活上の工夫

まずは、乱れた生活リズムを整えることから始めましょう。

・朝起きたら太陽の光を浴びる(体内時計がリセットされます)
・夜はぬるめのお湯に浸かり、就寝直前のスマートフォン操作を控える
・散歩などの軽い運動を取り入れ、適度な疲労感を得る
・仕事量を一時的にセーブし、完璧を目指さずに「まずは乗り切る」ことを優先する

ステップ2:市販薬を活用したセルフケア

「病院に行くほどではないけれど、だるさやイライラを和らげたい」というときは、市販薬を活用する方法もあります。自律神経の乱れや体力の低下、ストレスによる不調には、漢方薬が選択肢となります。

・補中益気湯(ほちゅうえっきとう):疲れやすくて体がだるい、食欲がない方に向いています。

・加味逍遙散(かみしょうようさん):イライラや不安感があり、肩こりやのぼせを感じる方に適しています。
・半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう):気分がふさぎ込んで、のどに異物感(つかえ感)がある方に向いています。

※製品によって効能効果が異なる場合があります。使用の際は、添付文書をご確認ください。

薬の選び方が分からない場合は、薬剤師や登録販売者に症状を伝えて相談するとよいでしょう。

ステップ3:専門機関や医療機関への相談を検討する目安

生活習慣の見直しやセルフケアを試しても改善しない場合や、日常生活に支障が出ている場合は、早めに医療機関へ相談しましょう。心療内科や精神科のほか、まずは漢方薬での治療から始めたい場合は「漢方内科」などを受診する方法もあります。
受診の目安となる主な症状・状況は以下のとおりです。

・2週間以上、憂うつな気分や体の強いだるさが続いている
・夜眠れない、または朝早く目が覚めてしまい疲れが取れない
・食欲が大幅に落ちて、体重が減ってきた
・出勤しようとすると頭痛や吐き気、激しい動悸がして家を出られない
・仕事で簡単な判断ができなくなったり、ミスが極端に増えたりしている
・「会社を辞めるしかない」「消えてしまいたい」と思い詰めてしまう など

必要に応じて、医師から診断を受けて休職や働き方の見直しを提案してもらうことも、身を守る大切な選択肢です。

また、メンタルヘルスに関する相談窓口などを利用するのも一つの方法です。厚生労働省がまとめた働く方向けの相談窓口を以下から確認できます。
働く人のメンタルヘルス・ポータルサイト こころの耳 相談窓口案内

自分に合った相談・ケアの選び方(市販薬・オンライン診療・対面診療)

体調を整えるための手段には、それぞれ特徴があります。自分の状況に合った方法を選びましょう。

相談先・対処方法の比較(メリット・デメリット一覧)

 オンライン診療対面診療市販薬
診察ありありなし
相談場所自宅などプライバシーが保てる場所病院・クリニック薬局・ドラッグストア
医療用医薬品
※ミナカラ オンライン診療では向精神薬の処方は行っておりません
医療用医薬品市販薬
健康保険保険適用(保険診療)保険適用(保険診療)対象外(セルフメディケーション税制対象となる場合あり)
費用診察料・お薬代+配送料+システム手数料※など
※ミナカラ オンライン診療はシステム手数料が無料
診察料・お薬代+通院交通費などお薬代のみ
メリット

・通院の手間がない
・待ち時間の短縮
・スキマ時間に利用しやすい
・周囲に受診を知られにくい

・対面で触診や検査が受けられる
・診断書の発行に対応しやすい
・重い症状にも対応できる

・店舗ですぐに購入して使い始められる
・軽度の不調に対応できる

デメリット

・触診や検査ができない
・一部扱えないお薬がある
・重症の方や急を要する場合に迅速に対応できない
・診断書の発行に対応できない場合がある

・予約が数日~数週間先になることがある
・通院の手間や移動時間がかかる
・待合室での待ち時間が発生する
・通院を周りに知られる可能性がある

・自分の判断で薬を選ぶ必要がある
・市販薬では対応できない場合もある
こんな方に

・仕事や家事で忙しく通院時間を取れない方
・夜間や休日に受診したい方
・心療内科・精神科などにかかっていることを周りに知られたくない方
・今の状態についてまずは相談したい方

・身体の症状が重く、詳しい検査を受けたい方
・休職などのための診断書がすぐに必要な方
・消えたい、死にたいなど自分や他人を傷つけたいと考えてしまう方

・軽度の不調で、まずはセルフケアで様子を見たい方

こんなときは対面診療を受診しましょう

「激しい頭痛やめまいなど身体の症状が強いとき」「自傷・他害行為の恐れがあるほど追い詰められているとき」「精密な血液検査や心理検査が必要なとき」「向精神薬の処方を希望するとき」などは、オンライン診療ではなく対面診療を行っている医療機関を受診してください。

ミナカラ オンライン診療で今の体調について気軽に相談

「お盆明けから調子が悪いけれど、病院に行くべきか迷う…」
「受診のためにせっかくの有休を使ったり、仕事を休んだりするのは気が引ける」
「画面越しで自分の状態が伝わるか不安」

このようなお悩みをお持ちの方には、スマホ一つで気軽に利用できる「ミナカラ オンライン診療」を活用するのも一つの方法です。

ミナカラ オンライン診療なら

今の状態について医師に相談できる
「このくらいで受診していいの?」と悩んでいる方も気軽にご相談いただけます

・最短5分後の予約OK。通院のために有休をとる必要なし
毎日朝7時~夜24時まで診療(※1)。出勤前や退社後の落ち着いた時間に利用可能

・受診していることを周りに知られない
自宅やプライバシーが守れるところからスキマ時間に相談できます

・完全予約制で待ち時間を短縮
病院の待合室で長時間を過ごす必要がありません

・お薬が自宅に届く
最短翌日到着(※2)。お急ぎの場合は薬局受取も選べます(※3)

・保険適用で明朗な費用体系
対面診療と同じく健康保険が適用され、費用感も対面診療と大きく変わりません(※4)

※1 診療メニューにより診療時間は異なります
※2 予約枠時間、お届け先によって到着日が変わります。予約ページをご確認ください。
※3 薬局の営業時間をご確認ください
※4 医師が治療に必要と判断した場合

 

▼ 心療内科の診療予約はこちら ▼

 

▼ 漢方内科の診療予約はこちら ▼

 

※お薬は配送、または、お近くの薬局での受け取りを選ぶことが可能
※診察の結果、医師の判断により希望のお薬が処方されないこともあります
※ミナカラ オンライン診療では、処方される薬は向精神薬を除きます。また、診断書の発行は行っておりません
※オンライン診療についてのお問い合わせはこちら:https://e-clinic.minacolor.com/pages/contact

まとめ

お盆明けに「仕事に行きたくない」「体がだるい」と感じる背景には、生活リズムの乱れやストレス、気候の影響などさまざまな要因が絡んでいます。まずは無理のない範囲で生活習慣を整えたり、セルフケアしたりして心身を休めましょう。

ただし、不調が2週間以上続く場合や、生活に大きな支障が出ている場合は無理をせず、医療機関やオンライン診療を利用して医師に相談してください。自分の体からのサインを無視せず、段階的なケアを取り入れていきましょう。
 

かかりつけ医をオンラインで。医師によるオンライン診療で薬を処方。ミナカラ e-クリニック。
監修薬剤師
小寺 瑶
ミナカラ薬局薬剤師
小寺 瑶
【経歴】

福岡大学薬学部薬学科卒業
福岡大学大学院薬学研究科薬学専攻修士課程修了
株式会社大賀薬局
株式会社ミナカラ / ミナカラ薬局

この記事は参考になりましたか?

ご利用に当たっての注意事項
  • 掲載している情報は、セルフメディケーション・データベースセンターから提供されたものです。
  • 適正に使用したにもかかわらず副作用などの健康被害が発生した場合は(独)医薬品医療機器総合機構(TEL:0120-149-931)にご相談ください。
  • より詳細な情報を望まれる場合は、購入された薬局・薬店の薬剤師におたずねください。
  • 当サービスによって生じた損害について、株式会社ミナカラ及び、セルフメディケーション・データベースセンターではその賠償の責任を一切負わないものとします。
掲載情報について

掲載している各種情報は、株式会社ミナカラが調査した情報をもとにしています。出来るだけ正確な情報掲載に努めておりますが、内容を完全に保証するものではありません。 掲載されている医療機関へ受診を希望される場合は、事前に必ず該当の医療機関に直接ご確認ください。 当サービスによって生じた損害について、株式会社ミナカラではその賠償の責任を一切負わないものとします。情報に誤りがある場合には、お手数ですが株式会社ミナカラまでご連絡をいただけますようお願いいたします。 使用されている写真はイメージです。実際の内容と異なる場合があります。