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秋の花粉症はいつからいつまで?ブタクサ等の症状・対策と舌下免疫療法
更新日
2026.08.24
薬剤師監修日
2026.08.24

秋の花粉症はいつからいつまで?ブタクサ等の症状・対策と舌下免疫療法

秋口になると、鼻水や鼻づまり、目のかゆみ、喉の不快感などの症状で悩む方が増えてきます。秋の花粉(ブタクサ・ヨモギなど)は8月頃から11月頃まで飛散し、ピークは9月〜10月です。秋の花粉症自体は舌下免疫療法の対象外ですが、スギ花粉症を併発している方は今が治療の開始適期となります。秋の花粉症の原因を知り、適切なセルフケアや受診の目安を確認しましょう。
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編集
小寺 瑶
監修薬剤師
ミナカラ薬局薬剤師小寺 瑶

秋に鼻炎や咳が続く原因とは?

秋に鼻水や咳などの鼻炎症状が続く場合、その原因はひとつとは限りません。季節特有の花粉だけでなく、室内環境や気候の変化など、複数の要因が関係している場合があります。

8月頃から11月頃まで飛散する秋の花粉(ブタクサ・ヨモギなど)

春の花粉症といえばスギやヒノキが代表的ですが、秋にもアレルギー反応を引き起こす植物の花粉が飛散しています。特に8月頃から11月頃まで飛散し、9月〜10月にピークを迎えるのが、ブタクサやヨモギ、カナムグラといった草花の花粉です。

これらの植物は、道端や河川敷、公園、空き地などに広く自生しています。スギなどの樹木花粉に比べて飛散距離は数メートルから数百メートル程度と短めですが、生活圏内に多く生息しているため、散歩や通勤の際に近づいて吸い込んでしまうことがあります。

ハウスダストや寒暖差などその他の要因

秋に鼻炎や咳が続く場合、花粉以外の影響も考えられます。

ハウスダスト
(主にダニの死骸やフン)
夏場の高温多湿で繁殖したダニの死骸やフンが乾燥し、秋になると室内で細かく砕けて舞い上がりやすくなります。
寒暖差朝晩と日中の気温差が大きい季節の変わり目は、自律神経の働きが乱れやすく、鼻の粘膜が過敏になって鼻水や鼻づまりを起こすことがあります。
空気の乾燥秋が深まり湿度が低下すると、気道や鼻の粘膜が乾燥し、微細な刺激に対して敏感になります。

原因はひとつとは限りません。対策のためにはまず、ご自身の生活環境や症状が出現するタイミングを観察することが大切です。

 

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※お薬は配送、または、お近くの薬局での受け取りを選ぶことが可能
※診察の結果、医師の判断により希望のお薬が処方されないこともあります
※オンライン診療についてのお問い合わせはこちら:https://e-clinic.minacolor.com/pages/contact

秋の花粉症の特徴と主な症状

秋の花粉症の症状は、春の花粉症と共通する部分もありますが、植物の特性による特有の出方をすることがあります。

鼻水・鼻づまり・目のかゆみ

アレルギー性鼻炎の典型的な症状として、透明でさらさらとした鼻水、連続して起こるくしゃみ、鼻づまりが挙げられます。また、目のかゆみや充血、涙が出るといった症状を伴うことも多く見られます。

喉のイガイガ感や咳の症状

ブタクサやヨモギなどの秋の花粉は、スギ花粉と比較して粒子が小さいという特徴があります。そのため、鼻の粘膜にとどまらず、気管支や喉の奥まで花粉が侵入しやすいとされています。
その結果、喉のイガイガ感や不快感、乾いた咳などの症状が現れることがあります。

風邪との見分け方セルフチェック

秋に現れる鼻水やくしゃみ、咳が風邪によるものか、花粉や環境要因によるものかを見分けるための目安は以下の通りです。

症状が長引く場合やつらい場合は、医療機関にご相談ください。

つらい症状を和らげるための対策と治療の選択肢

不快な症状を和らげるためには、原因物質との接触を減らしつつ、状況に合わせた適切なケアを行うことが基本となります。

1. 日常生活でできる花粉対策

まずは、体内に花粉を取り込まないための基本的な工夫を取り入れましょう。

外出時の工夫・雑草が生えている場所の近くを通る際は、マスクやメガネを着用する
・ツルツルした素材の衣類を選ぶと、花粉が付着しにくくなる
帰宅時の工夫・家に入る前に衣服や髪についた花粉を払い落とす
・手洗い、うがい、洗顔、シャワーで体に付いた花粉を洗い流すのも効果的
室内での工夫・こまめに掃除機をかけ、拭き掃除を行い、室内に入り込んだ花粉やハウスダストを減らす
・洗濯物を部屋干しする

2. 市販薬の活用

生活上の工夫に加えて、薬局やドラッグストアで購入できる市販薬を活用するのもよいでしょう。

抗ヒスタミン成分が配合された内服薬は、鼻水やくしゃみなどのアレルギー症状をやわらげる助けになります。また、点鼻薬や点眼薬は、局所的な症状にアプローチすることも可能です。

3. 病院受診を検討する目安

市販薬を一定期間使用しても症状が良くならない場合や、日常生活に支障が出ている場合は、医療機関での受診をご検討ください。受診の際は、耳鼻科や眼科など、最も症状が強く出ている診療科へ相談するとよいでしょう。

以下のような症状や状況がある場合は、医療機関への相談を目安としてみてください。

・市販薬を数日間使用しても症状が改善しない場合
・鼻づまりがひどく、夜十分に睡眠が取れない場合
・咳が長く続き、仕事や家事に集中できない場合
・目のかゆみや充血が強く、市販の目薬では治まらない場合
・症状の原因(アレルゲン)を正確に特定したい場合※ など
※アレルゲン検査は対面診療のみ

秋の花粉症は「舌下免疫療法」では治療できない

アレルギー症状に対する体質改善を目指す治療法として「舌下免疫療法(ぜっかめんえきりょうほう)」がありますが、すべての花粉症に適応できるわけではありません。

舌下免疫療法の対象はスギ花粉とハウスダストのみ

現在、日本で公的保険の対象となっている舌下免疫療法は「スギ花粉」と「ダニ」の2種類のみです。そのため、ブタクサやヨモギなどの秋の花粉症自体は、舌下免疫療法の対象外となります。

ただし、秋だけでなく春のスギ花粉症にも悩まされている方は、スギ花粉が空中を飛散していない時期(6月〜11月頃)に治療を開始するのが望ましいとされています。秋の症状で悩んでいる時期は、来春のスギ花粉対策に向けた舌下免疫療法を開始する適期でもあります。

一般的には、ブタクサやヨモギなどによる秋の花粉症の症状がある場合であっても、スギ花粉の飛散がない時期であれば治療を始められるケースが多いです。ただし、症状が強い場合や喘息発作がある場合などは、治療の開始時期について医師に相談しましょう。

舌下免疫療法の仕組み

舌下免疫療法は、アレルギーの原因となる物質(アレルゲン)を含む治療薬を、舌の下に投与して一定時間保持してから飲み込む治療法です。少量の投与から開始し、徐々に体を慣らしていくことで、アレルギー反応を和らげたり、アレルギー体質改善を目指します。

長期間(一般的に3〜5年間)の継続的な服用が必要となりますが、治療を完了すると、シーズン中の症状が軽減されたり、シーズン中に使用する薬の量を減らせる可能性があります。

舌下免疫療法の注意点

舌下免疫療法を検討する際は、以下の点について理解しておくことが大切です。

・効果のあらわれ方には個人差があり、すべての人に等しく完全な効果が出るわけではありません。
・対象年齢の目安は一般的に5歳以上とされていますが、正しく舌の下に薬を保持できることが条件となります。
・口の中のかゆみや腫れなどの副作用が起こる場合があるため、定期的に医師の診察を受ける必要があります。

ミナカラ オンライン診療では、舌下免疫療法の継続治療(2回目以降)に対応しております。「毎月の耳鼻科通院が難しい」、「早朝や夜間、休日など自分のスケジュールに負担をかけずに受診したい」方にもご活用いただけます。

 

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※舌下免疫療法の初回服薬は、必ず対面診療にて医師の指示のもと行ってください。2回目以降(継続治療)はオンライン診療をご利用いただけます。
※お薬は配送、または、お近くの薬局での受け取りを選ぶことが可能
※診察の結果、医師の判断により希望のお薬が処方されないこともあります
※オンライン診療についてのお問い合わせはこちら:https://e-clinic.minacolor.com/pages/contact

秋の花粉症ご自身に合った相談・ケア方法の選び方

不快な症状やアレルギーの悩みに対応する方法には、複数の選択肢があります。ライフスタイルや症状の程度に合わせて適切な手段を選びましょう。

市販薬・オンライン診療・対面診療の比較

相談やお薬の入手方法として「市販薬の購入」「オンライン診療」「対面診療」の3つがあります。それぞれの特徴を表にまとめました。

 オンライン診療対面診療市販薬
診察ありありなし
相談場所自宅など都合のいい場所病院・クリニックドラッグストア・薬局
お薬医療用医薬品医療用医薬品市販薬
健康保険保険適用(保険診療)
※医師が治療に必要と判断した場合
保険適用(保険診療)
※医師が治療に必要と判断した場合
適用外(セルフメディケーション税制の対象となる場合がある)
費用診察料+お薬代+配送料+システム利用料等
※ミナカラはシステム手数料が無料
診察料+お薬代+交通費等お薬代のみ
メリット・移動時間がない
・待ち時間を軽減できる
・お薬が自宅へ配送される
・触診やアレルギー検査が受けられる
・吸入療法など必要に応じた処置を受けられる
・欲しい時にすぐ購入できる
デメリット・触診や検査は行えない
・薬が手元に届くまで時間がかかることがある※
※ミナカラ オンライン診療ではお近くの薬局での受取可能
・移動時間や待合室での待ち時間が発生・自己判断で薬を選ぶ必要がある
・市販薬では対処できない場合がある
こんな方に・忙しく通院時間が取れない方
・継続して処方薬を希望する方
・待ち時間をなるべく少なくしたい方
・夜間や土日祝日に受診したい方
・市販薬だけでいいのか、受診すべきか迷っている方
・重い症状がある方
・アレルギー検査を受けたい方
・軽い症状ですぐに対策したい方

秋の花粉症も自宅にいながら医師に相談

オンライン診療なら、花粉が飛散する時期も家から出ることなく医師に相談することができます。

ミナカラ オンライン診療なら

自宅に届く・薬局で受け取りもOK:お薬は最短翌日にご自宅へ配送(※1)。お急ぎの場合はお近くの薬局での受け取りも選べます(※2)。

最短5分後からの予約が可能:早めに相談したい方にもご利用いただけます。

早朝〜夜遅くまで対応:朝7時〜夜24時まで診療を行っているため、お仕事前後やスキマ時間に利用可能です(※3)。

保険適用:対面診療と同様に公的健康保険が適用されます。(※4)

※1 予約時間や配送地域によって異なります。
※2 薬局の開局時間をご確認ください。
※3 診療メニューにより異なります。
※4 医師が治療に必要と判断した場合。

 

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※お薬は配送、または、お近くの薬局での受け取りを選ぶことが可能
※診察の結果、医師の判断により希望のお薬が処方されないこともあります
※オンライン診療についてのお問い合わせはこちら:https://e-clinic.minacolor.com/pages/contact

まとめ

秋に起こる鼻水や咳などの症状は、ブタクサやヨモギなどの秋花粉をはじめ、ハウスダストや寒暖差といった複数の要因が関係していることがあります。まずはマスクの着用や室内清掃などの基本的な対策を行い、必要に応じて市販薬を活用してみてください。

また、春のスギ花粉症に対する体質改善を目指す「舌下免疫療法」は、スギ花粉飛散期を避けた6月〜11月が開始に適した時期です。秋の花粉症の症状が出ている時期でも、スギ花粉の舌下免疫療法を開始できる場合があります。症状の程度やライフスタイルに合わせて、対面診療やオンライン診療などの選択肢も参考に、ご自身に合った方法で花粉症対策を行いましょう。

かかりつけ医をオンラインで。医師によるオンライン診療で薬を処方。ミナカラ e-クリニック。
監修薬剤師
小寺 瑶
ミナカラ薬局薬剤師
小寺 瑶
【経歴】

福岡大学薬学部薬学科卒業
福岡大学大学院薬学研究科薬学専攻修士課程修了
株式会社大賀薬局
株式会社ミナカラ / ミナカラ薬局

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