ピル服用中の不調、続ける?切り替える?|様子見していい副作用と相談の目安
ピル服用中に速やかに医療機関を受診したい症状(血栓症の初期症状)
低用量ピルの服用において、最も警戒すべき重大な副作用が「血栓症(血管内に血の固まりができる病気)」です。血栓症の発症頻度は極めて低いものの、初期症状が現れた場合は自己判断で様子を見ず、速やかに医療機関を受診してください。
以下のような「ACHES」と呼ばれる症状がある場合は、ピルの服用を中止し、お近くの医療機関を受診してください。
| A(Abdominal pain):激しい腹痛 C(Chest pain):激しい胸痛や息切れ H(Headache):激しい頭痛 E(Eye problems):見えにくさ S(Severe leg pain):ふくらはぎの痛みや腫れ |
これらの症状は対面での検査が必要なため、オンライン診療ではなく、お近くの医療機関や救急外来を受診してください。
ピルの飲み始めによくある不調と、落ち着くまでの目安
低用量ピルを飲み始めた直後は、体内の女性ホルモンバランスが変化するため、一時的な不調(マイナートラブル)が起こりやすくなります。
多くの不調は、服用を続けて体が慣れてくる「1〜3ヶ月程度」で自然と落ち着くことが一般的です。
| よくある一時的な不調の例 |
|---|
| ・不正出血(少量の出血・茶色い出血など) ・吐き気、胃のむかつき ・乳房のはり、痛み ・頭痛、むくみ ・気分調子の波、気分の落ち込み など |
特に不正出血や吐き気は、飲み始めの1周期目に起こりやすい症状です。多くの場合、服用を継続することで、ホルモン濃度が安定し、症状が改善していく傾向にあります。
ただし、3ヶ月以上経っても不調が改善しない場合や、日常生活に支障が出るほど症状が強い場合は、我慢せずに医師に相談しましょう。
ミナカラ オンライン診療でピルについて相談 のご案内
ミナカラでは、お持ちのスマートフォンから医師によるオンライン診療を受けたり、今服用しているピルについて相談できたりします。仕事や家事で忙しくて婦人科受診が難しい方や、今のピルを続けるべきかお悩みの方も、自宅からスムーズに診察を受けられます。
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※避妊目的のピル処方は自由診療となります
※お薬は配送での受け取りとなります(自由診療の場合)
※診察の結果、医師の判断により希望のお薬が処方されないこともあります
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ピルが合わないと感じたら|種類を変えるという選択肢
「不調が3ヶ月以上続いている」「どうしても身体に合わない」という場合は、ピルの種類を変更することで症状が改善されることがあります。配合されている黄体ホルモンの種類や量によって、ピルにはいくつかの分類があります。
目的別の分類(OCとLEP)
低用量ピルは目的別にOCとLEPという2つに大きく分けられます。今服用している薬が合わないという場合、同じOCもしくはLEPに分類されている別成分の薬に変更することで、不調が和らぐケースもあります。
| OC (経口避妊薬) | 主に避妊やPMS(月経前症候群)の緩和などを目的として使用されます。 処方は自由診療のため、全額自費となります。 |
|---|---|
| LEP (低用量エストロゲン・プロゲストゲン配合剤) | 月経困難症や子宮内膜症などの治療を目的として使用されます。保険診療での処方となります。 |
ピルの「世代」による違い
低用量ピル(OC、LEPいずれも)は、開発された時期や含まれる黄体ホルモンの種類によって「第1世代〜第4世代」に分けられます。「吐き気が強いので別の世代に変える」「肌荒れが気になるので第3世代を試す」など、悩みや体質に合った種類を医師と選ぶとよいでしょう。
| 世代 | 主な製品名(分類) | 特徴 |
|---|---|---|
| 第一世代 (ノルエチステロン) | ・ルナベルLD/ULD(LEP) ・フリウェルLD/ULD(LEP) ・シンフェーズ(OC) | ・生理痛を軽くしたい方の選択肢に ・人によってはニキビが出やすくなることも |
| 第二世代 (レボノルゲストレル) | ・アンジュ(OC) ・トリキュラー(OC) ・ラベルフィーユ(OC) ・ジェミーナ(LEP) | ・安定した生理周期を作りたい方の選択肢に ・初めてのピルとして処方されることも多い |
| 第三世代 (デソゲストレル) | ・マーベロン(OC) ・ファボワール(OC) | ・肌荒れが気になる方の選択肢に |
| 第四世代 (ドロスピレノン) | ・ヤーズ(LEP) ・ドロエチ(LEP) ・ヤーズフレックス(LEP) ・アリッサ(LEP) ・スリンダ(ミニピル) | ・むくみが気になる方の選択肢に ・卵胞ホルモンを含まないミニピルは、血栓リスクが気になる方の選択肢になることがあります |
※LEP:月経困難症や子宮内膜症の治療に用いられる保険適用のピル
※OC:主に避妊目的で用いられる保険適用外(自費)のピル
※保険適応については診察や検査の結果に基づいて医師が判断
ピルの種類や成分の違いについて詳しく知りたい方は、以下の解説記事も併せてご覧ください。
ピルを自己判断で中止・変更しないほうがよい理由
身体に違和感があると、「とりあえず今日から飲むのをやめよう」「余っている別のピルに変えよう」と考えることがあるかもしれませんが、自己判断での服用中止や変更はやめましょう。
| 自己判断によるリスクの例 |
|---|
| ・避妊効果の低下:途中で服用をやめたり飲み方が不規則になると、避妊効果が低下するおそれがあります。 ・月経周期の乱れ:ホルモンバランスが崩れ、予期せぬタイミングで出血が起こることがあります。 ・治療効果の中断:月経困難症などの症状が再発・悪化するおそれがあります。 |
不調を感じた際は、自分で判断して飲むのをやめるのではなく、まずは医師に「現在の症状」を伝えた上で、継続か変更かの指示を受けることが大切です。
オンラインで相談できること
「病院に行く時間がない」「受診するほどではないけれど不安」「現在のピルが合っていない気がする」という方には、オンライン診療の活用も選択肢の一つです。
| オンライン診療でできること |
|---|
| ・現在服用中のピルに関する悩みや副作用の相談 ・体質や希望に合わせたピルの種類変更の処方の相談 ・通院不要。自宅までお薬をお届け |
※診察の結果、医師の判断により希望のお薬が処方されないこともあります
医師が一人ひとりの症状や体質をヒアリングし、継続すべきか、別の種類に切り替えるべきかを適切にアドバイスします。不調がある場合は、無理をして我慢を続けず、お気軽にご相談ください。
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※お薬は配送での受け取りとなります(自由診療の場合)
※診察の結果、医師の判断により希望のお薬が処方されないこともあります
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ピルのオンライン処方ガイドでは、保険適用と自由診療の違いや費用の目安を解説しています。

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