ユンケルの効果・特徴の違いが一目でわかる!ドリンクタイプのユンケル大特集!
仕事で疲れたときや風邪で熱があるときに飲める栄養ドリンクシリーズとして「ユンケル」があります。
現在販売されているドリンクタイプのユンケルは、病気の治療・予防を目的とする「医薬品」と、元々は医薬品だったものが規制緩和で医薬部外品となった「指定医薬部外品」の2種類にわけられます。
薬局やインターネットのサイトでは医薬品と指定医薬部外品の両方を、コンビニエンスストアでは指定医薬部外品のユンケルのみを購入できます。
ユンケルは商品ごとに生薬などの配合成分が違います。また、含まれている生薬数などによって商品の価格も異なります。
目的や疲れのタイプに合った商品を選びましょう。
毎日のベースケアにおすすめのユンケル
30~50mlのミニドリンク剤のユンケルは、生薬にビタミンを加えて「滋養強壮作用」が中心となっています。
全てのユンケルに配合されている各成分は成人(15才以上)が「1日に飲んでもよい上限の量」が配合されているので、1日1本なら毎日飲んでも問題ありません。
ユンケルにはドリンク剤のほか顆粒剤、錠剤がありますが、異なる種類のユンケルであっても、併用すると成分が重複するおそれがあるため併用しないでください。
ご自分の体調や疲れの程度と相談しながら服用してください。
ユンケル黄帝液プレミアム
ユンケル黄帝液プレミアムは第2類医薬品です。ユンケル黄帝液をベースに生薬の組み合わせやバランスを強化した青のユンケルです。
・疲れが取れない、風邪などの際の栄養補給に。
・ハンピ、シベット、ローヤルゼリー、ゴオウ、オウギ、ショウキョウ、タイソウ、ジオウなど11種類の生薬とビタミンなどが配合されています。
・アクティブな毎日に導く生薬を配合した栄養ドリンク剤です。
ユンケルスーパー黄帝液Ⅱα
ユンケルスーパー黄帝液Ⅱαは第2類医薬品のユンケルです。活力が欲しいときに適しています。
・滋養強壮や肉体疲労時、かぜで熱がある時などの栄養補給に。
・ニンジン、トウチュウカソウ、ハンピ、シベットなど9種類の生薬にビタミンなどを配合した栄養ドリンクです。
ユンケルローヤルD
ユンケルローヤルDは指定医薬部外品のユンケルです。滋養強壮や肉体疲労時の栄養補給などに効果をあらわします
・ニンジン、オウセイ、ローヤルゼリーなど6種類の生薬にビタミン、タウリンなどを配合しています。
カフェインゼロ(DCF)タイプのユンケル
カフェインが入っていないユンケルは、寝る前や妊娠中など、カフェインを控えたいときにおすすめです。
活力が欲しい、疲れやストレスが胃腸にきている、体力を補いたいなど、生薬の特徴から自分に合ったものを選びましょう。
ユンケル黄帝DCF
ユンケル黄帝DCFは第2類医薬品のユンケルです。カフェインを含まないので、お休み前に飲みたい方に。
・動物性生薬としてハンピ、シベット、ローヤルゼリー、植物性生薬としてニンジン、セイヨウサンザシ、ジオウといった6種類の生薬にビタミンやγ-オリザノールなどを配合したドリンクです。
ユンケル黄帝L40DCF
ユンケル黄帝L40DCFは第2類医薬品のユンケルです。マイルドな味が特徴のノンカフェインです。
・疲れや風邪の発熱などで食欲が落ちている方の栄養補給に。
・ニンジンやジオウ、ローヤルゼリー、シベットなど7種類の生薬にビタミンやγ-オリザノールを配合。
スパークユンケルDCF
スパークユンケルDCFは第2類医薬品のユンケルです。甘さを抑えたすっきり味で栄養ドリンクが苦手な方にも適しています。
・イカリソウ、オウセイ、タイソウといった3種類の生薬にビタミンを配合しています。
体質や生活習慣で選ぶユンケル
次の2種類のユンケルに共通して使われている生薬が「イカリソウ」です。
「イカリソウ」は強精作用や強壮作用から腰膝の悩み、疲れて思うように体が動かないような場合に用いられています。
もともとの体質や生活習慣は「疲れ」に大きな影響を与えます。特に虚弱体質や胃腸の弱い方は、無理せずにゆっくりと体調を整えることも考えながらユンケルを活用しましょう。
ユンケル黄帝ゴールド
ユンケル黄帝ゴールドは第2類医薬品のユンケルです。ニンジン流エキスが1瓶あたり1000mg配合されており、胃腸が弱い人や食欲がない人に適しています。
・滋養強壮、肉体疲労・食欲不振時の栄養補給に。
・イカリソウ、ニンジン、ゴミシ、サンジュユなどの6種類の生薬にビタミンなどを配合しています。
ユンケルD
ユンケルDは第2類医薬品のユンケルです。
・滋養強壮、肉体疲労・食欲不振時の栄養補給に
・オウセイ、イカリソウ、ニンジンなど4種類の生薬にビタミンなどを配合。
ここぞ!というときのユンケル
溜まり続けた疲れを何とかしたい、フルパワーで頑張りたい方に人気なのが、生薬の組み合わせにこだわったシリーズです。
じっくりと見比べて選びたいものですが、気をつけたいのは「値段が高い」イコール「効果が高い」わけではないということです。
効果を感じられるかどうかは、人によって違います。自分の体質や疲れの質に合わせて「特別な1本」を選んでください。
ユンケル黄帝ロイヤル
ユンケル黄帝ロイヤルは第2類医薬品のユンケルです。ストレス社会での体の疲れを感じている働き盛りの方に適しています。
・ハードワークが続き疲れが溜まっている方の滋養強壮に。
・滋養強壮効果の高いエレウテロコックを1瓶あたり500mg、さらにオウセイ、イカリソウ、シベットなど6種類の生薬にビタミンやγ-オリザノールなどを配合しています。
ユンケル黄帝ロイヤル2
ユンケル黄帝ロイヤル2は第2類医薬品のユンケルです。かぜで熱がある時などの栄養補給に適しています。
・滋養強壮効果の高いエレウテロコックを1瓶あたり500mg、ゴオウ、オウセイ、イカリソウなどの6種類の生薬にビタミンやγ-オリザノールなどを配合したドリンクです。
ユンケルロイヤル黄帝
ユンケルロイヤル黄帝は第2類医薬品のユンケルです。ハードワークが続く方やかぜで熱がある時などの栄養補給に適しています。
・滋養強壮効果の高いエレウテロコックを1瓶あたり500mgやオウセイ、ハンピ、ローヤルゼリーなど8種類の生薬にビタミンやγ-オリザノールなどを配合しています。
ユンケルファンティー
ユンケルファンティーは第2類医薬品のユンケルです。体を酷使する人の疲れや激しい運動・スポーツで体力を消耗した時の疲れなどに適しています。
・いざという時やここぞという時に全力でがんばる人におすすめです。
・動物性生薬としてハンピ、シベット、ローヤルゼリーを、植物性生薬としてニンジン、イカリソウ、トウチュウカソウ、タイソウなど、合計で15種類の生薬にビタミンなどを配合しています。
ユンケルファンティ
ユンケルファンティは第2類医薬品のユンケルです。勝負したい人や疲れが溜まってとれない人に適しています。
・16種類の生薬が配合されています。
・ニンジン、イカリソウ、ジャショウシなどの植物性生薬と、ハンピ、ローヤルゼリー、シベットなどの動物性生薬にビタミンなどを配合しています。
ユンケルスター
ユンケルスターは第2類医薬品のユンケルです。ユンケルのなかで生薬配合数が20種類と最も多いドリンクです。
・疲れが続き、なかなかぬけない人の滋養強壮におすすめです。
・高麗ニンジンの名でも知られるコウジン、イカリソウ、ガラナ、カシュウ、ローヤルゼリーなどを配合。
・18種類の植物性生薬と2種類の動物性生薬にビタミンを配合しています。
ビタミンを補給したいときのユンケル
ビタミンB群を補給したいときは、肩こりや腰痛の緩和などに効果があるファンテユンケル3Bドリンクや、疲れたときの栄養補給ができるファンテユンケルを選ぶとよいでしょう。
ビタミンCを補給したいときは、疲労の回復・予防や栄養不良にともなう肌の不調の緩和に効果を発揮するユンケルローヤル・Cαがあります。
ファンテユンケル3Bドリンク
ファンテユンケル3Bドリンクは第3類医薬品のユンケルです。栄養ドリンクの味が苦手な方でも飲みやすいビタミンB1、B2、B6を配合したノンカフェインのドリンクです。
・肩こりや腰痛、パソコンやスマートフォンによる慢性的な目の疲れを緩和します。
・生薬は含まれていません。
ファンテユンケル
ファンテユンケルは第3類医薬品のユンケルです。比較的飲みやすい、すっきりとしたピーチ味です。
・仕事が忙しく疲れている人に適しています。
・滋養強壮効果の高いエレウテロコックを1瓶あたり200mg、オウギ、サンヤクの3種類の生薬にビタミンとタウリンなどを配合しています。
ユンケルローヤル・Cα
ユンケルローヤル・Cαは指定医薬部外品のユンケルです。ビタミンCを配合し、肌の不調がある方に適したドリンクで、甘酸っぱい味が特徴です。
・かぜの時の栄養補給、栄養不良にともなう肌あれ・肌の乾燥の緩和に。
・オウセイ、タイソウ、ローヤルゼリーの3種類の生薬にビタミンCを1瓶あたり500mg、ビタミンB2・B6・Eなどを配合した栄養ドリンクです。
ユンケルと一緒に飲んでも大丈夫?気になる組み合わせ
ユンケルと薬の飲み合わせ
製薬会社からの情報では「ユンケルと一緒に飲んではいけない薬は特にない」となっており、風邪薬や胃腸薬などと一緒に飲んでも問題はないと考えていいでしょう。
ただし、ユンケルと同じ成分が含まれている薬を一緒に飲むと効き目が強く現れることがあるので、薬を併用している場合は医師や薬剤師に相談してください。
ユンケルと飲食物の組み合わせに注意!
ユンケルにはカフェインが含まれている商品が多数あります。
カフェインは眠気や倦怠感を抑える効果がありますが、過剰に摂取すると中枢神経系の刺激によるめまい、心拍数の増加、興奮、不安、震え、不眠、下痢、吐き気などが現れる場合があります。
ユンケルを飲むときは、コーヒーやお茶、エナジードリンク、ココア、コーラタイプのドリンク、またミントガムやチョコレートなどカフェインや刺激物を含む飲食物を摂取しすぎないよう注意してください。
カフェインを控えたい方はカフェインが含まれていないカフェインゼロタイプ(DCF)のユンケルを選びましょう。
またユンケルには血流改善効果が期待される成分が含まれている商品があるので、アルコール類と一緒に飲むのは控えてください。
おわりに
ユンケルは生活習慣が乱れがちな人や疲れがたまっている人、かぜなどで体力を消耗した人の活力となる栄養ドリンクです。
さまざまなタイプのユンケルがありますが、成分や特徴をよく見て、体調の悩みや体質に合わせて選びましょう。

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