漢方薬の効果的な飲み方を解説|飲み忘れた場合はどうする?
漢方薬の効果的な飲み方
漢方薬を飲むときは、水または白湯と一緒に服用してください。
お茶やコーヒー、牛乳、ジュースなどは、薬のはたらきや吸収の妨げになることがあるため、水や白湯以外の飲み物と一緒に漢方薬を服用しないようにしましょう。
漢方薬の味が苦手、飲みにくいときは?
顆粒タイプの漢方薬は、先に水または白湯を飲み込まずに口に含み、後から薬を口に入れて一緒に飲み込むようにすると、独特な味やザラザラ感を感じにくくなります。
どうしても苦手な方は、オブラートや服薬ゼリーを使う方法もあります。
漢方薬を飲むタイミング
一般的な漢方薬は、食前(食事の30分前)または、食間(食事をしてから2時間後)の空腹時に服用するものが多いです。空腹時に服用することで生薬の吸収が良くなるとされています。
しかし、空腹時に飲むと胃に負担を感じる方や、飲み忘れてしまった場合などは、食後に服用しても問題ありません。
慢性的な症状に対する漢方薬の服用は、継続することが大切です。ご自身が飲みやすいタイミングを見つけて、服用を続けられるようにしましょう。
飲み忘れた場合はどうすればいい?
漢方薬を飲み忘れた場合は、時間の間隔を空けて服用してください。
1日2回服用する薬は6時間以上、1日3回服用する薬は4時間以上の間隔を空けましょう。
十分な間隔を空けなかったり、2回分を一緒に服用したりすると、薬の作用が強く出過ぎてしまうおそれがあります。
漢方薬と他の薬の飲み合わせ
漢方薬と西洋薬の飲み合わせは問題ないものが多いですが、一部飲み合わせが悪いものもあります。
また、他の漢方薬との飲み合わせについては、似たはたらきをする生薬成分が重なることで、作用が強く出過ぎてしまうことがあります。
薬の飲み合わせについては、自己判断せず薬剤師にご相談いただくことをおすすめします。


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