ジルテック錠5

グラクソ・スミスクライン,第一三共/ ユーシービージャパン

処方薬 先発 錠剤

基本情報

副作用

副作用は少ない安全な薬とされていますが全くないわけではありません。また、成人と小児で副作用のあらわれ方に違いがあります。主な副作用は下記のとおりです。

【成人の場合】
眠気、けん怠感、口渇、嘔気、AST(GOT)上昇、ALT(GPT)上昇、好酸球増多、総ビリルビン上昇、浮動性めまい、頭痛など

【小児】
ALT(GPT)上昇、眠気、傾眠など

重篤な副作用はめったに起こりませんが下記のような疾患を引き起こす可能性があります。体調の変化を感じた場合はすぐに医療機関を受診してください。
・ショック、アナフィラキシー
・痙攣
・肝機能障害、黄疸
・血小板減少

使用上の注意点

◼︎下記に当てはまる方はジルテックを使用できません。
・ジルテックの成分であるセチリジン塩酸塩またはピペラジン誘導体(レボセチリジン、ヒドロキシジンを含む)に対しアレルギー反応をおこしたことのある方
・重度の腎障害(クレアチニンクリアランス10mL/min未満)のある方

◼︎下記に当てはまる方はジルテック使用後の経過に注意が必要です。薬を使用後に体調に変化があらわれた場合は医師に相談してください。
・腎障害のある方
・肝障害のある方
・てんかんなどの痙攣性疾患またはこれらの病歴のある方

◼︎高齢者は高い血中濃度が持続するおそれがあるので、低用量から使用開始するなど、慎重な薬の使用が求められます。

その他

妊娠中・授乳中・子供の使用

◼︎妊娠中はできるだけ使用を控えることとなっていますが、どうしても必要な場合は必要最小限の範囲で使用します。妊娠の有無を必ず医師に伝えてください。

◼︎授乳中はできるだけ使用を控えることとなっています。止むを得ず使用する場合は、薬が効いているとされる間の授乳を避けてください。

◼︎2歳未満の子供については使用した経験は少ないとされていますが、医師の判断で使用するケースがあります。

◼︎2歳以上7歳未満の子供にジルテックを使用させる場合、基本的には錠剤ではなく、ドライシロップ1.25%を選択するようにしてください。

飲み合わせ・食べ合わせの注意

◼︎以下のような薬を使用している方は注意が必要です。併用して使用する際には、医師・薬剤師に相談しながら指示をあおいでください。
・テオフィリン
・リトナビル
・中枢神経抑制剤
・ピルシカイニド塩酸塩水和物

■アルコール(飲酒)と併用すると、中枢神経抑制作用が強くなるおそれがあります。薬を使用中は飲酒を控えるか、注意した上で摂取するようにしてください。

効果時間

参考になりますが、ジルテック錠5の成分であるセチリジン塩酸塩を10mg使用した場合、血液中の薬の濃度が最も高くなる時間は、薬を飲んでから約1.5時間後とされています。
また、その後、約6.7時間後に血液中での薬の濃度が半分になるとされています。

薬効・薬理

アレルギー反応の即時相と遅発相の両方に効果をあらわします。即時相では選択的かつ強い抗ヒスタミン作用、ロイトコリエン遊離作用によりアレルギーの諸症状を速やかに改善します。遅発相では、好酸球の遊走と活性化を抑制することによりアレルギー性炎症の持続と進展を抑制すると考えられています。