デパケン細粒40%

協和発酵キリン

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基本情報

副作用

主な副作用は、傾眠、失調・ふらつき、嘔気・悪心・嘔吐、食欲不振、胃腸障害、全身倦怠感等です。


◼︎下記の副作用はめったに起こりませんが、念のためご注意ください。お薬を使用していて下記のような初期症状が出た場合は、すぐに医療機関に行き飲んでいるお薬を医師に伝えて指示を仰いでください。

・劇症肝炎等の重篤な肝障害:
発熱、頭痛、吐き気、嘔吐、意識がなくなる、意識の低下、食欲不振、羽ばたくような手のふるえ、皮膚が黄色くなる、尿が黄色い、白目が黄色くなる、判断力の低下、倦怠感、黄疸、発疹、かゆみ

・高アンモニア血症を伴う意識障害:
意識がうすれる、考えがまとまらない、羽ばたくような手のふるえ、判断力の低下

・溶血性貧血、赤芽球癆、汎血球減少、重篤な血小板減少、顆粒球減少:
からだがだるい、ふらつき、疲れやすい、立ちくらみ、めまい、頭が重い、白目が黄色くなる、動く時の動悸や息切れ、皮膚が黄色くなる、褐色尿、あおあざができやすい、歯ぐきや鼻の粘膜からの出血、発熱、のどの痛み、皮膚や粘膜があおじろくみえる、疲労感、どうき、息切れ、気分が悪くなりくらっとする、血尿、突然の高熱、手足に点状出血

・急性膵炎:
急に胃のあたりがひどく痛む、吐き気、おう吐がみられる。お腹の痛みはのけぞると強くなり、かがむと弱くなる。

・間質性腎炎、ファンコニー症候群:
発熱、発疹(ほっしん)、関節の痛み、はき気、嘔吐(おうと)、下痢、腹痛などの消化器症状、大きく深い呼吸、手のふるえ、筋力の減退、意識を失って深く眠りこむ、など
また、これらの症状が持続したり、その後にむくみ、尿量が少なくなるなどが見られた場合は、すぐに医療機関を受診してください。

・皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)、中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN):
高熱(38℃以上)、目の充血、めやに(眼分泌物)、まぶたの腫れ、目が開けづらい、唇や陰部のただれ、排尿・排便時の痛み、のどの痛み、皮ふの広い範囲が赤くなるがみられ、その症状が持続したり、急激に悪くなったりする

・過敏症症候群:
皮ふの広い範囲が赤くなる、高熱(38℃以上)、のどの痛み、全身がだるい、食欲が出ない、リンパ節がはれるなどがみられ、その症状が持続したり、急激に悪くなったりする

・脳の萎縮、認知症様症状:
手指のふるえ、歩行時のふらつき、表情が硬くなる、物忘れ、覚えられない、計算ができない、時間や場所がわからない

・横紋筋融解症:
手足・肩・腰・その他の筋肉が痛む、手足がしびれる、手足に力がはいらない、こわばる、全身がだるい、尿の色が赤褐色になる

・抗利尿ホルモン不適合分泌症候群(SIADH):
けいれん、意識の低下、頭痛、吐き気、嘔吐、吐き気、食欲不振、吐き気

・間質性肺炎、好酸球性肺炎:
階段を登ったり、少し無理をしたりすると息切れがする・息苦しくなる、空咳(からせき)が出る、発熱する、などがみられ、これらの症状が急に出現したり、持続したりする、から咳、階段を上ったり・少し無理をすると息切れがする・息苦しくなる、発熱など

使用上の注意点

◼︎下記のような方は本剤を使用できません。

1)重篤な肝障害のある患者

2)本剤投与中はカルバペネム系抗生物質(パニペネム・ベタミプロン、メロペネム水和物、イミペネム水和物・シラスタチンナトリウム、ビアペネム、ドリペネム水和物、テビペネム ピボキシル)を併用しないこと。

3)尿素サイクル異常症の患者


◼︎下記のような方は、本剤を原則使用できません。

・妊娠または妊娠している可能性のある婦人

その他

妊娠中・授乳中・子供の使用

妊娠中はできるだけ控えることとなっています。どうしても必要な場合は、必要最小限の範囲で用います。授乳中も同様で、止むを得ず使用する場合は、授乳を避けてください。
小児、新生児、乳児、幼児に対する安全性はまだ確立していません。

飲み合わせ・食べ合わせの注意

◼︎以下のようなお薬を飲まれている方は本剤を使用できません。

・<カルバペネム系抗生物質>パニペネム・ベタミプロン、(カルベニン)、メロペネム水和物(メロペン)、イミペネム水和物・シラスタチンナトリウム(チエナム)、ビアペネム(オメガシン)、ドリペネム水和物 (フィニバックス)、テビペネム、ピボキシル(オラペネム)
てんかんの発作が再発することがある


◼︎以下のようなお薬を飲まれている方は注意が必要です。併用して使用する際には、医師・薬剤師に相談しながら指示を仰いでください。

・バルビツール酸剤(フェノバルビタール等):
バルプロ酸の作用が減弱、バルビツール酸剤の作用が増強することがある。

・フェニトイン、カルバマゼピン:
バルプロ酸の作用が減弱、左記薬剤の作用が増強又は、減弱することがある。

・エトスクシミド、アミトリプチリン、ノルトリプチリン
左記薬剤の作用が増強することがある。

・クロバザム:
バルプロ酸の作用が増強されることがある。

・ラモトリギン:
左記薬剤の消失半減期が約2倍延長するとの報告がある。

・サリチル酸系薬剤(アスピリン等):
バルプロ酸の作用が増強されることがある。

・ベンゾジアゼピン系薬剤(ジアゼパム等)、ワルファリンカリウム
左記薬剤の作用が増強することがある。

・エリスロマイシン、シメチジン
バルプロ酸の作用が増強されることがある。

・クロナゼパム:
アブサンス重積(欠神発作重積)があらわれたとの報告がある。

薬効・薬理

本剤の投与により脳内GABA濃度、ドパミン濃度の上昇とともに、セロトニン代謝が促進されることが認められています。