K.C.L.エリキシル(10W/V%)

丸石製薬/ 丸石製薬

処方薬 先発

基本情報

副作用

副作用として、悪心・嘔吐、腹部不快感、下痢、蕁麻疹、発疹、そう痒感などがあらわれる可能性があります。

重篤な副作用はめったに起こりませんが下記のような疾患を引き起こす可能性があります。体調の変化を感じた場合はすぐに医療機関を受診してください。
・消化管の閉塞、潰瘍又は穿孔
・心臓伝導障害

使用上の注意点

◼︎下記に当てはまる方はK.C.L.エリキシル(10W/V%)を使用できません。
・重篤な腎機能障害(前日の尿量が500mL以下あるいは投与直前の排尿が1時間当たり20mL以下)の方
・副腎機能障害(アジソン病)のある方
・高カリウム血症の方
・消化管の通過障害のある方
・食道狭窄のある方(心肥大、食道癌、胸部大動脈瘤、逆流性食道炎、心臓手術等による食道圧迫)
・消化管狭窄又は消化管運動機能不全のある方
・高カリウム血性周期性四肢麻痺の方
・K.C.L.エリキシル(10W/V%)の成分に対しアレルギー反応をおこしたことのある方

◼︎下記に当てはまる方はK.C.L.エリキシル(10W/V%)使用後の経過に注意が必要です。薬を使用後に体調に変化があらわれた場合は医師に相談してください。
・腎機能低下あるいは腎機能障害のある方
・急性脱水症、広範囲の組織損傷(熱傷、外傷など)のある方
・低レニン性低アルドステロン症などの高カリウム血症があらわれやすい疾患を有する方
・心疾患のある方
・消化性潰瘍の病歴のある方

◼︎高齢者は生理機能が低下している場合が多いため、使用量を減量するなど、注意して薬を使用するようにしてください。

その他

妊娠中・授乳中・子供の使用

◼︎妊娠中はできるだけ使用を控えることとなっていますが、どうしても必要な場合は必要最小限の範囲で使用します。妊娠の有無を必ず医師に伝えてください。

◼︎授乳中はできるだけ使用を控えることとなっています。止むを得ず使用する場合は、薬が効いているとされる間の授乳を避けてください。

◼︎15歳未満の子供については使用した経験は少ないとされていますが、医師の判断で使用するケースがあります。

飲み合わせ・食べ合わせの注意

◼︎下記のような薬を使用している方はK.C.L.エリキシル(10W/V%)を使用できません。
・エプレレノン(セララ)
・ジスルフィラム(ノックビン)
・シアナミド(シアナマイド)
・カルモフール(ミフロール)
・プロカルバジン塩酸塩

◼︎下記のような薬を使用している方は注意が必要です。併用して使用する際には、医師・薬剤師に相談しながら指示をあおいでください。
・抗アルドステロン剤(スピロノラクトンなど)
・カリウム保持性利尿剤(トリアムテレンなど)
・直接的レニン阻害剤(アリスキレン)
・アンジオテンシン変換酵素阻害剤(ベナゼプリル塩酸塩、カプトプリル、エナラプリルなど)
・アンジオテンシン受容体拮抗剤(バルサルタン、ロサルタンカリウム、カンデサルタンシレキセチル、 テルミサルタンなど)
・β-遮断剤
・非ステロイド性消炎鎮痛剤(インドメタシンなど)
・シクロスポリン
・ヘパリン
・ジゴキシン
・ドロスピレノン・エチニルエストラジオール
・N-メチルテトラゾールチオメチル基を有するセフェム系抗生物質(セフメノキシム塩酸塩、セフォペラゾンナトリウム、セフブペラゾンナトリウム、セフミノクスナトリウム水和物、セフメタゾールナトリウム、ラタモキセフナトリウム)
・メトロニダゾール
・筋弛緩剤(ベクロニウムなど)

薬効・薬理

カリウムイオンは細胞浸透圧の維持に役立ち、グリコーゲン、たん白質の生合成及び分解機構に不可欠であり、骨格筋、心筋及び胃腸平滑筋等の筋肉活動、酵素作用の増強、細胞の代謝調整及び機能調整に関与します。