マイスリー錠5mg

アステラス製薬

処方薬 先発 錠剤

基本情報

副作用

副作用は少ない安全な薬とされていますが全くないわけではありません。主な副作用として、ふらつき、眠気、頭痛、倦怠感、残眠感、悪心などがあります。

◼︎重篤な副作用はめったに起こりませんが下記のような疾患を引き起こす可能性があります。体調の変化を感じた場合はすぐに医療機関を受診して、服用している薬剤名を医師に伝えて指示をあおいでください。
・依存性、離脱症状
・精神症状、意識障害
・一過性前向性健忘、もうろう状態
・呼吸抑制
・肝機能障害、黄疸

使用上の注意点

◼︎マイスリーの服用後に、もうろう状態、睡眠随伴症状(夢遊症状等)があらわれることがあります。また、寝付くまでや途中で起きてしまったときの出来事を覚えていないこともあるためご注意ください。

◼︎マイスリーは長期にわたる使用はお勧めできません。一時的な使用にとどめましょう。

◼︎マイスリーを服用すると翌朝以降に眠気や注意力・集中力・反射運動能力などの低下が起こることがあります。自動車の運転など危険を伴う機械の操作に従事している方は事前に医師に伝えましょう。

◼︎高齢者の方は運動機能に影響が起こりやすく、また副作用もあらわれやすくなります。必ず医師から処方された用法用量を守って使用してください。

◼︎下記に当てはまる方はマイスリーは使用できません。
・マイスリーの成分(ゾルピデム酒石酸塩)に対しアレルギー反応を起こしたことのある方
・重篤な肝障害のある方
・重症筋無力症の方
・急性狭隅角緑内障の方

◼︎下記に当てはまる方はマイスリーの使用は原則使用できません。
・肺性心、肺気腫、気管支喘息及び脳血管障害の急性期などで呼吸機能が高度に低下している場合

◼︎下記に当てはまる方はマイスリー使用後の経過に注意が必要です。薬を使用後に体調に変化があらわれた場合は医師に相談してください。
・衰弱している方
・心障害、肝障害、腎障害のある方
・脳に器質的障害のある方

その他

妊娠中・授乳中・子供の使用

◼︎妊娠中はできるだけ控えることとなっていますが、どうしても必要な場合は必要最小限の範囲で使用します。妊娠の有無を必ず医師に伝えてください。

◼︎授乳中も同様に止むを得ず使用する場合は、薬が効いているとされる間は授乳は避けてください。

◼︎15歳未満の子供については使用した経験は少ないとされていますが、医師の判断で使用するケースがあります。

飲み合わせ・食べ合わせの注意

◼︎以下のような薬を飲んでいる方は注意が必要です。併用して服用する際には、医師・薬剤師に相談しながら指示を仰いでください。
・麻酔剤
・中枢神経抑制剤(フェノチアジン誘導体、バルビツール酸誘導体等)
・リファンピシン

◼︎アルコール(飲酒)と併用すると、精神機能・知覚・運動機能等の低下が増強するおそれがあります。マイスリーを使用中は飲酒を控えてください。

効果時間

血液中の薬の濃度が最も高くなる時間は、薬を服用してから約0.8時間後とされています。
また、その後約2.1時間後に血液中での薬の濃度が半分になるとされています。
服用量によって血中の濃度が半分になる時間は異なりますのでご注意ください。
服用してから約15〜30分程度で効果が出始め、服用から5〜6時間前後にはほ体内からほとんどの量が消失します。

薬効・薬理

ベンゾジアゼピン結合部位に選択的に結合し、GABA系の神経抑制機構を増強して催眠鎮静作用を示します。