ミニリンメルトOD錠60μg

協和発酵キリン/ フェリング・ファーマ

処方薬 先発 錠剤

基本情報

副作用

夜尿症の場合:
主な副作用は、腹痛、倦怠感等です。

中枢性尿崩症の場合:
主な副作用は、低ナトリウム血症・血中ナトリウム減少、頭痛、口渇、肝機能異常等です。


下記の副作用はめったに起こりませんが、念のためご注意ください。
お薬を使用していて下記のような初期症状が出た場合は、すぐに医療機関に行き飲んでいるお薬を医師に伝えて指示を仰いでください。

・水中毒
からだがだるい、けいれん、意識がうすれる、考えがまとまらない、頭痛、嘔吐、吐き気、判断力の低下

使用上の注意点

この薬では以下のような警告が出ています。

デスモプレシン酢酸塩水和物を夜尿症に対し使用した患者で重篤な低ナトリウム血症による痙攣が報告されていることから、患者及びその家族に対して、水中毒(低ナトリウム血症)が発現する場合があること、水分摂取管理の重要性について十分説明・指導することとなっています。


下記のような方は本剤を使用しないでください。

1.低ナトリウム血症の患者
2.習慣性又は心因性多飲症の患者(尿生成量が40mL/kg/24時間を超える)
3.心不全の既往歴又はその疑いがあり利尿薬による治療を要する患者
4.抗利尿ホルモン不適合分泌症候群の患者
5.中等度以上の腎機能障害のある患者(クレアチニンクリアランスが50mL/分未満)
6.本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者


下記のような方は本剤の使用には注意が必要です。
症状の悪化や副作用などのリスクが高まる可能性もありますので医師に伝えておきましょう。

1.高血圧を伴う循環器疾患、高度動脈硬化症、冠動脈血栓症、狭心症の患者
2.下垂体前葉不全を伴う患者
3.軽度の腎機能障害のある患者(クレアチニンクリアランスが50~80mL/分)

その他

妊娠中・授乳中・子供の使用

妊娠中、授乳中も使用前に医師・薬剤師に相談してください。
妊娠中はできるだけ控えることとなっています。
どうしても必要な場合は、必要最小限の範囲で用います。
授乳中も同様で、止むを得ず使用する場合は、授乳を避けてください。

小児、新生児、乳児、幼児に対する安全性はまだ確立していません。

飲み合わせ・食べ合わせの注意

下記のようなお薬を飲まれている方は注意が必要です。
併用して使用する際には、医師・薬剤師に相談しながら指示を仰いでください。

三環系抗うつ剤 (イミプラミン塩酸塩等)、選択的セロトニン再取り込み阻害剤(フルボキサミンマレイン酸塩等)、その他の抗利尿ホルモン不適合分泌症候群を惹起する薬剤(クロルプロマジン、カルバマゼピン、クロルプロパミド等):
低ナトリウム血症性の痙攣発作の報告があるので、血清ナトリウム、血漿浸透圧等をモニターすること。

非ステロイド性消炎鎮痛剤(インドメタシン等):
水中毒が発現しやすい可能性があるため、浮腫等の発現に注意すること。

ロペラミド塩酸塩:
本剤の血中濃度が増加し、薬効が延長する可能性がある。

薬効・薬理

腎の尿細管における水の再吸収を促進し、抗利尿ホルモン(バソプレシン)不足による尿濃縮能の低下を回復させ、大量の尿が出ることを防ぎます。