イセパシン注射液400

MSD

処方薬 先発 注射剤

基本情報

副作用

主な副作用としては、発疹、腎機能障害、肝機能障害、貧血,白血球減少,血小板減少,好酸球増多などがあります。

下記の副作用はめったに起こりませんが、念のためご注意ください。
お薬を使用していて下記のような初期症状が出た場合は、すぐに医療機関に行き飲んでいるお薬を医師に伝えて指示を仰いでください。
・ショック
・急性腎障害
・第8脳神経障害

使用上の注意点

下記のような方は本剤を使用しないでください。
・本剤の成分並びに他のアミノグリコシド系抗生物質及びバシトラシンに対し過敏症の既往歴のある患者

下記のような方は原則本剤を使用しないでください。
・本人又はその血族がアミノグリコシド系抗生物質による難聴又はその他の難聴のある患者[難聴が発現又は増悪するおそれがあります。]

下記のような方は本剤の使用には注意が必要です。
症状の悪化や副作用などのリスクが高まる可能性もありますので医師に伝えておきましょう。
・腎障害のある患者[高い血中濃度が持続し,腎障害が悪化するおそれがあり,また,第8脳神経障害等の副作用が強くあらわれるおそれがあります。]
・肝障害のある患者[肝障害を悪化させるおそれがあります。]
・重症筋無力症の患者[神経筋遮断作用があります。]
・高齢者
・経口摂取の不良な患者又は非経口栄養の患者,全身状態の悪い患者[ビタミンK欠乏症状があらわれることがあるので観察を十分に行うことになっています。]

その他

妊娠中・授乳中・子供の使用

妊娠中はできるだけ控えることとなっています。どうしても必要な場合は、必要最小限の範囲で用います。授乳中も同様で、止むを得ず使用する場合は、授乳を避けてください。

低出生体重児、新生児、乳児、幼児又は小児に対する安全性は確立していません。

飲み合わせ・食べ合わせの注意

以下のようなお薬を飲まれている方は注意が必要です。併用して使用する際には、医師・薬剤師に相談しながら指示を仰いでください。

腎障害を起こすおそれのある血液代用剤(デキストラン,ヒドロキシエチルデンプン等):
腎障害が発現,悪化することがあるので,併用は避けることが望ましい。
腎障害が発生した場合には,投与を中止し,透析療法等適切な処置を行うこと。

ループ利尿剤(エタクリン酸,アゾセミド,フロセミド等):
腎障害及び聴器障害が発現,悪化するおそれがあるので,併用は避けることが望ましい。

腎毒性及び聴器毒性を有する薬剤(バンコマイシン塩酸塩,エンビオマイシン硫酸塩,白金含有抗悪性腫瘍剤(シスプラチン,カルボプラチン,ネダプラチン)等):
腎障害及び聴器障害が発現,悪化するおそれがあるので,併用は避けることが望ましい。

麻酔剤,筋弛緩剤(ツボクラリン塩化物塩酸塩水和物,パンクロニウム臭化物,ベクロニウム臭化物,トルペリゾン塩酸塩,ボツリヌス毒素等)、筋弛緩作用を有する薬剤(コリスチンメタンスルホン酸ナトリウム等):
呼吸抑制があらわれるおそれがある。
呼吸抑制があらわれた場合には,必要に応じ,コリンエステラーゼ阻害剤,カルシウム製剤の投与等の適切な処置を行うこと。

腎毒性を有する薬剤(シクロスポリン,タクロリムス水和物,アムホテリシンB,ホスカルネットナトリウム水和物,コリスチンメタンスルホン酸ナトリウム等):
腎障害が発現,悪化するおそれがある。

薬効・薬理

抗菌作用があります。