大正漢方胃腸薬

大正製薬

市販薬

基本情報

副作用

■以下のような症状が現れた場合は、直ちに使用を中止し、医師、薬剤師などに相談してください。
[関係部位:症状]
皮膚:発疹・発赤、かゆみ

■稀に以下のような重篤な症状が現れることがあります。その場合は直ちに医師の診療を受けてください。
[症状の名称:症状]
・肝機能障害:発熱、かゆみ、発疹、黄疸(皮膚や白目が黄色くなる)、褐色尿、全身のだるさ、食欲不振などがあらわれる。

使用上の注意点

■医師の治療を受けている方は医師、薬剤師などに相談してください。

■開封後の使用目安は、切り口を折り返して2日以内となっています。ただし、薬の品質は開封後の保管状態によって大きく変化するため、目安の期間内であっても変色したり、固まったりした薬の使用は避けてください。また、パッケージには「使用期限」が表示されていますが、これは未開封の場合に限ったものであることにご注意ください。

■定められた用法・用量を厳守してください。

■食欲不振や胃もたれで使用するときは、食事の30分くらい前に使用すると胃酸を中和できるため効果的です。また、エキス剤はお湯で溶き、もとの煎じ薬の状態にするか、白湯で飲むと吸収が早くなります。

■胃には、胃酸から胃壁を守る粘液が分泌されています。この粘液が暴飲暴食、アルコールの飲み過ぎ、ストレス、薬の副作用などによって減少すると胃酸によって胃が荒れ、痛みや吐き気、食欲不振などさまざまな症状があらわれます。急性・慢性胃炎のほか、ひどくなると胃・十二指腸潰瘍を起す場合があります。

その他

妊娠中・授乳中・子供の使用

■妊娠中の使用に関しては特別な注意は必要ないとされています。どうしても心配な場合は妊娠中であることを医師、薬剤師などに伝え確認をとってください。

■授乳中の使用に関しては特別な注意は必要ないとされています。どうしても心配な場合は授乳中であることを医師、薬剤師などに伝え確認をとってください。

■5歳未満の子供は使用しないでください。

■5歳以上の子供に使用させる場合は、保護者の方の監督のもとで使用させてください。

飲み合わせ・食べ合わせの注意

■大正漢方胃腸薬との飲み合わせで注意が必要な薬は基本的にはありません。

薬効・薬理

胃もたれや胃痛、胸やけなどは、暴飲暴食や薬の副作用など、日常生活のさまざまな原因で起こる症状です。大正漢方胃腸薬は安中散と芍薬甘草湯、2つの漢方薬の組み合わせにより胃腸に起こる諸症状を改善します。

■安中散
7種の生薬から作られており、全ての生薬に鎮痛作用、また5種に芳香性健胃作用がある漢方薬です。多くは冷えが原因の消化不良や腹痛に使われますが、冷えると痛みが増すような生理痛にも効果があります。含まれている生薬とその働きは、以下の通りです。

【ケイヒ(桂皮)】
健胃、駆風、鎮痛、血行障害に効果がある植物性生薬です。中医学では体内を温める生薬に分類され、ケイヒの主成分であるケイヒアルデヒド(精油成分)には、解熱、末梢血管拡張、胆汁分泌促進などの効果があります。

【エンゴサク(延胡索)】
血の巡りを促し、高い鎮痛効果を持つことから、胃痛や月経痛、生理周期を整えることを目的に用いられる植物性生薬です。

【ボレイ(牡蛎)】
収れん(止血、制汗、鎮痛など)、鎮静作用があり、胃痛や神経性疾患に用いる動物性生薬です。また、精神不安や不眠、動悸などを改善する代表的な安神薬とされています。

【ウイキョウ(茴香)】
強い香りにより消化機能を促進させる健胃作用、腸のぜん動運動を促す駆風作用がある植物性生薬です。香辛料のフェンネルと同じ植物の果実から作られており、体内を温める効果があることから冷えによる胃痛などの内臓痛にも効果があります。

【シュクシャ(縮砂)】
香りが強く、消化機能を促進させる植物性生薬です。鎮痛や下痢止め、体内を温めるなどの効果があり、お腹の膨張感や腹痛に用いられます。

【カンゾウ(甘草)】
解熱や鎮痛、せき止め、のどの炎症などに効果がある植物性生薬です。甘味が強く、ほかの生薬の調和や副作用を防止する働きがあるため、多数の漢方薬に用いられています。

【リョウキョウ(良姜)】
香りと辛みがあり、止痛や嘔吐などに効果がある植物性生薬です。冷えによる腹痛、胃痛、消化不良などに用いられます。

■芍薬甘草湯エキス末
シャクヤクとカンゾウの2種類から作られており、腹痛や胃痙攣、筋肉痛、こむら返り、月経痛などに効果がある漢方薬です。シャクヤクの筋弛緩作用をカンゾウが高めることで、強い鎮痛・鎮痙作用を発揮します。漢方薬は、構成される生薬の数が少ないほど鋭い効果を発揮するとされており、芍薬甘草湯は漢方の中で最も即効性が期待されています。

【シャクヤク(芍薬)】
収れん(止血、制汗、鎮痛など)、鎮痙作用があり、腹痛や婦人病を改善する漢方薬に用いられることが多い植物性生薬です。また、甘草と組み合わせることで、痙攣による筋肉の痛みに対して優れた効果を発揮します。