アンコチル錠500mg

共和薬品工業

処方薬 先発 錠剤

基本情報

副作用

主な副作用として食欲不振、嘔気、発疹、下痢、AST(GOT)上昇、ALT(GPT)上昇などがあります。

◼︎重篤な副作用はめったに起こりませんが下記のような疾患を引き起こす可能性があります。体調の変化を感じた場合はすぐに医療機関を受診して、使用している薬剤名を医師に伝えて指示をあおいでください。
・汎血球減少、無顆粒球症
・腎不全

使用上の注意点

◼︎下記に当てはまる方はアンコチル錠500mgを使用できません。
・フルシトシンに対しアレルギー反応を起こしたことのある方
・テガフール・ギメラシル・オテラシルカリウム配合剤使用中の方および使用中止後7日以内の方

◼︎下記に当てはまる方はアンコチル錠500mg使用後の経過に注意が必要です。薬を使用後に体調に変化があらわれた場合は医師に相談してください。
・血液障害のある方または血液障害を起こしたことのある方
・腎障害のある方
・肝障害のある方
・薬物に対しアレルギー反応を起こしたことのある方

◼︎高齢者は腎機能が低下していることが多いため高い血中濃度が持続するおそれがあります。慎重に使用してください。

その他

妊娠中・授乳中・子供の使用

◼︎妊娠中は使用できません。妊娠の有無を必ず医師に伝えてください。

◼︎授乳中に使用する場合は、薬が効いているとされる間は授乳は避けてください。

◼︎15未満の子供・低出生体重児については使用した経験は少ないとされていますが、医師の判断で使用するケースがあります。

飲み合わせ・食べ合わせの注意

◼︎以下のようなを使用している方は使用できません。
・テガフール・ギメラシル・オテラシルカリウム配合剤(ティーエスワン)

◼︎以下のような薬を使用している方は注意が必要です。併用して使用する際には、医師・薬剤師に相談しながら指示をあおいでください。
・骨髄抑制を起こすおそれのある薬剤(抗悪性腫瘍剤など)、放射線照射
・アムホテリシンB
・トリフルリジン・チピラシル塩酸塩配合剤

効果時間

血液中の薬の濃度が最も高くなる時間は、薬を飲んでから約1.1時間後とされています。
また、その後約4.6時間後に血液中での薬の濃度が半分になるとされています。

薬効・薬理

真菌細胞膜のシトシン透過酵素を介して真菌細胞内に選択的に取り込まれた後、脱アミノ化されて5-フルオロウラシルとなり、核酸合成系等を阻害し、抗真菌作用を発揮すると考えられています。