カプトプリル錠25「SW」

沢井製薬

処方薬 後発 錠剤

基本情報

副作用

主な副作用は、発疹、そう痒等です。


下記の副作用はめったに起こりませんが、念のためご注意ください。
お薬を服用していて下記のような初期症状が出た場合は、すぐに医療機関に行き飲んでいるお薬を医師に伝えて指示を仰いでください。


1.血管浮腫
急に、くちびる、まぶた、舌、口の中、顔、首が大きくはれる、のどのつまり、息苦しい、話しづらいなどの症状が認められた場合。
※息苦しい場合は、救急車を利用して直ちに受診してください

2.汎血球減少症、無顆粒球症
発熱、のどの痛み、あおあざができやすい、出血しやすい(歯ぐきの出血・鼻血・生理が止まりにくい)、疲労感、動悸、息切れ、血尿などの症状が認められた場合。

3.急性腎不全、ネフローゼ症候群
尿量が少なくなる、ほとんど尿が出ない、一時的に尿量が多くなる、排尿時の尿の泡立ちが強い、息苦しい、尿が赤い、発疹、むくみ、体がだるいなどの症状が認められた場合。

4.高カリウム血症
吐き気、嘔吐、疲労、しびれ感、不整脈、動悸、呼吸困難などの症状が認められた場合。

5.天疱瘡様症状
透明で軟らかい様々な大きさの水疱が、皮膚、口の内側、性器、その他の粘膜に大量に発生する症状のこと

6.狭心症、心筋梗塞、うっ血性心不全、心停止
強く胸が圧迫される、締め付けられる、息が切れる、呼吸困難、冷や汗、吐き気、疲れやすい、足がむくむ、急に体重が増えた、咳とピンク色の痰などの症状が認められた場合。

7.アナフィラキシー
皮ふのかゆみ、じんま疹、声のかすれ、くしゃみ、のどのかゆみ、息苦しさ、動悸、意識の混濁などの症状が認められた場合。

8.剥離脱性皮膚炎、スティーブンス・ジョンソン症候群(皮膚粘膜眼症候群)
皮膚の広い範囲が赤くなり、ひび割れや剥がれたり、目の充血、めやに、まぶた・唇・陰部のただれ、排尿・排便時の痛み、高熱(38℃以上)などの症状が持続したり、急激に悪くなったりするなどが認められた場合。

9.錯乱
混乱して意思決定が困難、時間や曜日感覚、方向感覚などの認識・判断力・行動力の欠如、突然の動揺や感情の変化、会話が不明瞭などの症状が認められた場合。

10.膵炎
上腹部痛、腰背部痛、吐き気、嘔吐、腹部膨満感、腹部重圧感、全身倦怠感などの症状が認められた場合。

使用上の注意点

次のような方は本剤を服用しないでください。

1.本剤でアレルギー発作を起こした事のある方

2.血管浮腫の既往歴のある患者(アンジオテンシン変換酵素阻害剤等の薬剤による血管浮腫、遺伝性血管浮腫、後天性血管浮腫、特発性血管浮腫等)

3.デキストラン硫酸固定化セルロース、トリプトファン固定化ポリビニルアルコール又はポリエチレンテレフタレートを用いた吸着器によるアフェレーシスを施行中の患者

4.アクリロニトリルメタリルスルホン酸ナトリウム膜(AN69)を用いた血液透析施行中の患者

5.妊婦又は妊娠している可能性のある婦人

6.アリスキレンを投与中の糖尿病患者(ただし、他の降圧治療を行ってもなお血圧のコントロールが著しく不良の患者を除く)


下記のような患者は本剤の服用には注意が必要です。
症状の悪化や副作用などのリスクが高まる可能性もありますので医師に伝えておきましょう。

1.両側性腎動脈狭窄のある患者又は片腎で腎動脈狭窄のある患者

2.高カリウム血症の患者

3.重篤な腎機能障害のある患者

4.造血障害のある患者

5.全身性エリテマトーデス(SLE)などの免疫異常のある患者

6.重篤な肝障害のある患者

7.消化性潰瘍又はその既往歴のある患者

8.脳血管障害のある患者

9.光線過敏症の既往歴のある患者

10.高齢者

その他

妊娠中・授乳中・子供の使用

妊婦又は妊娠している可能性のある方、授乳中の方は投与しないでください。

未熟児、新生児、乳児、幼児、小児に対する安全性は確立していません。

飲み合わせ・食べ合わせの注意

以下のようなお薬を飲まれている方は併用して本剤を服用しないでください。
併用して服用する際には、医師・薬剤師に相談しながら指示を仰いでください。

デキストラン硫酸固定化セルロース、トリプトファン固定化ポリビニルアルコール又はポリエチレンテレフタレートを用いた吸着器によるアフェレーシスの施行、リポソーバー、イムソーバTR、セルソーバ

併用禁忌です。
ショックを起こすことがあります。

アクリロニトリルメタリルスルホン酸ナトリウム膜(AN68)を用いた透析

併用禁忌です。
アナフィラキシーを発現するあります。


以下のようなお薬を飲まれている方は注意が必要です。
併用して服用する際には、医師・薬剤師に相談しながら指示を仰いでください。

カリウム保持性利尿剤( スピロノラクトン、トリアムテレン等)
カリウム補給剤 (塩化カリウム等)

血清カリウム値が上昇することがあるので、血清カリウム値に注意すること。

利尿降圧剤(トリクロルメチアジド、ヒドロクロロチアジド等)

本剤初回投与後、一過性の急激な血圧低下を起こすおそれがあるので、投与は少量より開始すること。

アロプリノール

過敏症状(Stevens-Johnson症候群、関節痛等)が発現したとの報告があります。
状態を注意深く観察し、発熱を伴う発疹等の過敏症状が発現した場合には直ちに両剤の投与を中止すること。

リチウム製剤(炭酸リチウム)

併用によりリチウム中毒を起こすことが報告されているので、血中のリチウム濃度に注意すること。

アドレナリン作動性ニューロン遮断薬(グアネチジン硫酸塩)

降圧作用が増強されるおそれがあります。

ニトログリセリン

降圧作用が増強されるおそれがあります。

アリスキレンフマル酸塩

腎機能障害、高カリウム血症及び低血圧を起こすおそれがあるため、腎機能、血清カリウム値及び血圧を十分に観察すること。
なお、eGFRが60mL/min/1.73m²未満の腎機能障害のある患者へのアリスキレンフマル酸塩との併用については、治療上やむを得ないと判断される場合を除き避けること。

アンジオテンシンII受容体拮抗剤

腎機能障害、高カリウム血症及び低血圧を起こすおそれがあるため、腎機能、血清カリウム値及び血圧を十分に観察すること。

非ステロイド性消炎鎮痛剤

降圧作用が減弱するおそれがあります。
腎機能を悪化させるがおそれあります。

カリジノゲナーゼ製剤

本剤との併用により過度の血圧低下が引き起こされる可能性があります。

薬効・薬理

アンジオテンシン変換酵素を抑制して、アンジオテンシンIIの生成を抑えることにより、末梢血管を拡張して、総末梢血管抵抗を下げて降圧作用をあらわすと共に、アルドステロンの分泌を抑え、軽度のナトリウム排泄作用をあらわします。